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イタリアいなかまち暮らし

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2008.03.12
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ガイドブックはロンリープラネットを持っていった。インドもネパールもこっちで買っていったが、現地ではなぜか新品も安くて、悔しい思いをした。とはいってもプラン作りにガイドブックは欠かせないので仕方がない。

インドのロンプラはイタリア語、ネパールのは英語のを買った。インドの英語バージョンはインド全部編しかなく、イタリア語では北インド編があったからだ。最初カンポバッソで探したのだが・・・インドもネパールもなかった。探したと言ってもロンプラを売ってるところは1軒しかないのだが、そこでなかった。しょうがないのでビザのためにローマに行ったときに買った。テルミニの大きな本屋で、英語のガイドブックも充実している。

インドでは思ったよりイタリア人観光客が多かったが、聞こえてくる会話はたいてい北の話し方だった。そもそもロンプラを持って自由旅行をするような人は断然北に多い。バックパッカーの多さは経済発展度の目印か?南はより発展途上国に近いのでインドで刺激を受けたいと言う気持ちが生まれないのだろう。というかナポリなんかもうインドと同じと言ったらインドに悪い(笑)

だからカンポバッソでもロンプラのインド編がなかったのだ。

日本語ではないので全部理解しながらじっくり読むということはあまりできないが、ロンプラはかなり詳しい読み物である。歴史や社会背景もしっかり書いてある。日本語のガイド本ではまったく載ってないような場所も詳しく載っている。例えば歩き方イタリアではモリーゼ州、アブルッツォ州はまったく無視、ロンプラではイタリア全州を律儀にカバーしている。また、北タイのバックパッカーに大変人気な新興観光地、パイという町は歩き方にはなくロンプラにはあった(2001年の話)。

安宿も歩き方と比べて掲載件数が多い。質はともかく。今度の旅は前半は特に急ぎ気味だったので、着く前に本を見て宿に電話して空きを確認して、という使い方をしてとても役に立った。

しかしこのガイドブックの弱いところは写真と料理だ。見所一つ一つに写真が全部ついている日本の本とは違って、国のハイライト的な写真ページを2,3ページ載せて、後は全部文字だけのページが延々とつづく(写真はアーティスティックな感じで写真集のようにきれいだが)。歩き方のようにぱらぱらとめくって、あ、この町ではここに行こう、あるいはコレが見たいのでこの町に行こう、という使い方が出来ない。この町、この州に行ったら見所は何か・・・というのは結構重要である。外国語でこつこつ読みながらこの点を見つけ出すのは結構つらい。

あと、観光しているときの遺跡の解説。ロンプラはせっかく詳しいのに、英語でずらずらとあるのを観光しながら読むのは私は無理。だからせっかく遺跡見てもちょっとあんまり理解してなかった・・・。

なんせこんなところに住んでいるので歩き方は手に入らないが、両方持っていくのが理想だろう。でなければプラン作りは両方で、歩き方は食べ物のページだけ(笑)切り取ってロンプラは丸ごと持っていく、とか。

ちなみに東南アジアで放浪したときは「旅行人ノート」(宿とか移動手段、国境情報が詳しくて、そっけないけど実用的。旅人向けって感じ)の「メコンの国」プ・ラ・ス!歩き方のコピーやら切り取り(食べ物中心(笑))を持っていってました。あと宿のバリエーションがもっとほしいときは頼んでロンプラ見せてもらった。西洋人はたいてい持ってるから。

ていうか今、本の名前確認するために旅行人のサイト見たら、インド、あるじゃありませんか。それもエリアがほぼピッタシ。しかも短期旅行にも対応、格安から高級までカバーって・・・。親に送ってもらえばよかった。考えてなかったのでちょっとショック。





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Last updated  2008.03.13 01:08:19
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