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カテゴリ:インド・ネパール旅行
デリーでお勧めのレストランがある。Kake da hotelと言う。ホテルと言ってもホテルはなくレストランだけのようだ。レストランと言うかインドによくある食堂っぽい感じ。値段も食堂並み。 インド初日、コンノートプレイス付近をうろうろしててすごい人だかりの食堂を見つけた。実はその直前どこで食べていいかわからなくてガイドブックに乗っていた南インド料理レストランで食べてきたばかりだった。それはまあまあだったがあまり大正解とは行かなかった。それでその人だかりの店には明日行こうと、場所を覚えておいた。コンノートプレイスはブロックごとに英文字で記号がついていてわかりやすいのだ。 次の日、ニューデリー駅からバスで行ったらちょうど降り場の目の前だった。よく見ると今度は人だかりだけでなく、なんとテレビ局の取材まで来ている!すごい店を見つけたなあ、と言いながら辛抱して並んで待った。メニューは少ない(いい店の証拠)。ショーウィンドーに大きななべがたくさん並んでいる。シチュー料理が中心のようだ。 取材に答え終わっていたオーナーをつかまえてお勧めを聞いた。マトンカレー一つとチキンカレー2つを「典型的なデリー料理だけど、ウチのは格別 (no one does this way)」と言って教えてくれた。興奮して即、「それ3つともください!」とオーダーしてもらった。あとで3皿も食べれるかなあと心配したが、来てみたらそんなに量はなかったので食べれた。 店は狭く、1階も2階も15人づつが限界か。鍋の前がお金を払うところで、入っていく人、出て行く人、お金を払う人でぎゅうぎゅう押し合っていてかなりのカオスだ。 オーダーはなぜかマトン2品とチキン1品に変わっていたが、どれもおいしい!!辛さはインドで食べた中でも最小レベル。肉はかなりの低温で長時間煮込んだと思われる。特にチキンは絶品。ほろりと崩れて、ジューシーで、中がわずかにピンクがかっているが、火は完全に通っている。完璧。 ナンとロティもよかった。 あまりに印象深かったのでこのレストランの名前はデリーの話題になるたびに出していたのだが、ネパールで仲良くなった、インドに住むネパール人まで知っていた!ああ、あそこは有名だよ、と。恐るべしKake da hotel。 それでイタリアに帰る前の日にデリーに戻ってきたが、速攻この店に行った。リクシャーに名前を告げると余裕で知っていた。なぜコレがガイドブックに載っていないのだろう?という疑問までわいた。 今回もかなり待たされた。よくみると二つの入り口にそれぞれ列が出来ていて、こっちの列からあっちの列から順番に入れていっている。 前回食べ損ねた赤いソースのチキンカレーと、前回も食べたマトン1品をオーダー。赤いソースはトマトソースで、バターチキンという典型的な料理だった。この料理は辛さはさらにダウン。ソースもチキンもジューシーで、私は好きなのだが、相方には「イタリア料理を食べてるみたいでつまらない」と評判が悪かった。私も前回食べたチキンカレーのほうが僅差で勝っていると思った。 場所はコンノートのLブロックから大きな道を横断して円の外側に渡ったところ。写真の右端の店。写真の外観を覚えてLブロックから道をはさんで見るとすぐに見つかります。 屋上が洗い場らしい(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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