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イタリアいなかまち暮らし

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2008.07.12
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カテゴリ:その他各国の料理
(楽天ブログのテーマで海外生活における「今日の料理」的なテーマがなかったので、作りました。ご利用ください)

スウェーデンのsmultronさんのブログの鶏肉バーベキューとネクタリンのソースの作り方。
とても簡単で早そうだし、前記事の土星桃と一緒に、ネクタリンを買ったばっかりだったので、これをヒントに、アレンジして作ってみました。

第一にバーベキューに行く予定がなかったので、フライパンで焼くことに。それからたぶん鶏のバーベキューって腿肉だと思うけど、ダイエット中なので腿でなく胸肉に。

胸肉というのはそもそも今までなじみがなく、こちらではモモ肉より高いうえにパサパサしててのどに詰まるのでいいことなし、と避けていたが、使いようによってはヘルシーで便利(骨がないので食べるのが簡単。こちらではモモ肉は全て骨付きなので)なことがわかってきた。経験上胸肉をおいしく食べる方法は以下のいずれか

1・火の通り具合を厳しく調整する。できるだけレアに近くかつ生ではなく
2・とろみのあるソースを添えればパサパサ感を抑えられる
3・ボリュームのある衣をつけて揚げる。つまり揚げることによって胸肉にはない油が加えられるから。(ダイエットには向かない)
その他に小さく切って片栗粉をつけてさっと茹でるというのもある。これも喉通りをよくする工夫か。

今回作ったのは1と2両方クリアできるのでよし。

さてマリネのハーブはありあわせのものだけ。つまりオレガノとバジル。南イタリアのアドリア海流魚料理のレストランにおいているハーブなんてそれくらいなのだ。それと塩コショウ、オリーブ油、バルサミコ酢。もうひとつ自分のアレンジでしょうゆ少々をたらし、5分ほど置いた(食事時間の直前に思い立ったので、漬け込む時間のことを忘れていた。)

その間ソースを作る。参考にしたブログではシャロット、ネクタリン、生唐辛子(ですかねsmultronさん?)を全てみじん切りと言うことだが私はこれに赤いピーマン、冷蔵庫に残っていた、なんと言うのかしらないがパプリカより細長くて大きなしし唐みたいなものも加えてみた。
シャロット、唐辛子はみじん切り、パプリカは細切り、ネクタリンは荒めに切った。荒く切ったほうが果物の粒々感が楽しめていいかなと思うので。

ネクタリンは表面はつるつるしているものの果肉は白桃とよく似ている。
今回、今年初めて買ったネクタリンはかじってみたら外側が甘く、種に近くなるほど酸っぱかったので、外側をそのまま食べて、内側を料理に使った(笑)

フライパンにオリーブ油とバター半々づつ熱し(これもダイエットアレンジ)シャロットとピーマンを先に入れて30秒ほど炒めてからネクタリンを加えた。ピーマンに火が通るまで炒める。出来上がった実感ではもうちょっと時間差を設けてネクタリンの火の通り具合を軽くしたほうがいいかも。好みによりますが。
途中で白ワイン一振りと生クリームを小指の先ほど入れた。(クリーム、ダイエットだから入れんとこかなと思ったけど、冷蔵庫に開けたのがあったので。)

鶏胸肉を軽く焼く。マリネ液が付いているのでテフロンで。薄かったので、切ってみてまだピンクかなっと思っているうちに見る見る白くなる。もうちょっと火の通りを少なくしてもよかった。胸肉初心者なので難しい。

一緒に皿に盛って完成。

peach.jpg

ネクタリンの酸っぱい部分だけを入れたので結構酸味が利いているが、料理なのでちょうどいい。鶏のハーブと合わさってすごくさっぱりしていておいしかった。
しかしこれ、鶏腿肉か豚肉で作ったら脂身と酸味が中和しあってむっちゃおいしいかも。豚キムチがおいしいのは脂と酸味の相性がいいから。イタリア料理とワインが合うのも同じ理由。てことでダイエット中じゃなければ鶏腿肉か豚のそこそこ脂身が混じったところなんかがよさそう。

出来上がりに私以上に喜んでいたのは夫。いろんな国の料理を食べてきたけど桃のソースの料理は初めてで、想像したこともなかったそうな。私もだけど。
イタリアではローマに行ってアジア食材でも入手しない限り、変わってて新しい料理を作るのはなかなか難しいけど、果物を使ったヨーロッパ料理なら材料を手に入れるのが簡単だし、かつ斬新な感じがする。しかもヘルシーだし、これからもどんどん試していきたい。
smultronさんに感謝!!

追記・参考にしたレシピ、今もう一度見たら、「ステックブレンダーで混ぜてとろみを出す」と言う一文が加えられていました(笑) でも私は粒々感があるほうが好きです。そうしなくてもとろみはある程度ありました。お好みでどうぞ!





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Last updated  2008.07.12 22:32:47
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