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テーマ:イタリアの美味しい話(706)
カテゴリ:イタリアの食べ物
またまた季節外れですでに遅いものを紹介して申し訳ない。9月始めのほんの一時期しか売っていないものです。
さすがにこれは日本では売っていないでしょう、生クルミ(NOCE FRESCO)。 採れたてのクルミの実を、乾かさずにしっとりしたまま売っているもの。 ちょっと青臭いような、爽やかな、でもミルキーでほんのり甘い味に、こりこりした歯ざわり。 うす皮は分厚くて苦いけど、柔らかくてペロンと剥ける。 また来年9月、イタリアで見かけたら試してみてください。 クルミの木を見つけて、熟す寸前の若い実を食べたこともある。これも皮はもうもだえるほど苦かったけど、さらにやわらかくて剥きやすかった。中の身もさらにミルキー、豆乳のような味だった。剥いても残っている皮からの苦味もほんのりしていい感じ。 ちなみにイタリアでは普段はカリフォルニア産の大きなクルミのほうが主流っぽいです。日本みたいに差し込んでこじ開けるリス型の金属片はついてません(笑) ペンチのようなクルミ割りで挟んでガキッとつぶします。乱暴だけど殻から実を引き離す手間がなくて簡単。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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