694540 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

イタリアいなかまち暮らし

イタリアいなかまち暮らし

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Free Space

にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ

Freepage List

私たちの住んでいる所


ここは南イタリア


モリーセ州とは・・・


カンポバッソ市とは・・・


田舎のいいところ


イタリア生活【住居編】


探し方


石レンガの家


今住んでいる家


はじめに~ヘタレな私~


私と夫について


店を開くまで


土地購入難航


商店賃貸


私たちのレストランについて


営業時間について


休日が日曜と月曜な理由


料理(旧)


飲み物


イタリア生活【家、家電、生活用品など】


家の一部分


家電


女性向け生活用品


【食品】:本当にここは美食の国か?


パン


コルネット


パスタ



【食品】飲み物


【食品】食材


小麦粉


でんぷん


ベーキングパウダーとイースト


バター


【食品】肉


薄切り肉


牛肉


イタリアの食文化


イタリア料理


食事の形式


一日の食事


一週間の食


食の保守性


好まれない食べ合わせ


◆好み【食感】


◆好み【食材の味を大切に】


◆好み【大人の味】


◆好み【微妙に好まれない物】


脱線して世界の料理の話


2007/08年インド・ネパール旅行


インド、ネパールの食事の感想


インド食◆ターリー?単品?


インド食◆ベジ?ノンベジ?


インド食◆高級インド料理


インド食◆おいしかった店


ネパールで食べたもの


カトマンドゥでも中華、和食、洋食。


飲み物と屋台料理


インドの下痢と風邪


写真


イタリアで野に咲く花の写真


夫の歯根端のう胞手術


イタリアの医療


夫の歯。これまでの状態


問題発生


診断


治療方針


Profile

Japan/Italy/Canada

Japan/Italy/Canada

Category

Favorite Blog

Comments

出葉(てには)@ Re:イタリアの地震(04/10) すみません、ラクイラの地震は4/6です ウ…
peko@ Re:バンクーバーにいます!(03/24) モリーゼに興味があり、検索してましたら …
モリーゼ州に留学する大学生@ Re:新しいブログです(01/20) 初めましてこんにちは。わたしはこの春か…
オリジナルハーブティー@ Re:ケフィア(03/07) 私はケフィア愛用してます。 日本でつく…
はる@ 猿蔵 さっき、吉祥寺の猿蔵でぼったくられまし…

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

2008.12.11
XML
カテゴリ:その他各国の料理
気を取り直してカルフールのことを書く。

このテルモリのカルフールだって、いつカルフールじゃなくなるかわからないんだが、1年ちょっと前にできた。カンポバッソにカルフールはなく、ローマかナポリに行った際しか行けなかったので、うちから約40分、夫の実家近くのテルモリにできたときはうれしかった。

カンポバッソのスーパーはどこも日曜日は閉まっている。テルモリにも日曜日は他にやっているスーパーがないのか、日曜日のカルフールは行き場のない暇人たちでごった返している。私たちは夫の実家にもっぱら日曜日に行くので、ついでにここに寄って目的のものを買うけど、ぶらぶらと時間をつぶしている人の中を強引に突き進むしかない。

フランスに行ってスーパーをはしごしたさい、カルフールは全くたいしたことのないスーパーだと確信したんだが、ここイタリアでカルフールに私が行くその目的とは、クロワッサン

カルフールは独自のパンを作って売っているが、さすがフランス企業、その中でもクロワッサンは本物のフランスのクロワッサンなのだ。
「本物のフランスの」なんていうとおおげさだ。ようはつまり、日本で普通においしいパン屋のクロワッサンに期待するような味のクロワッサンと同じということ。

イタリアでコルネット(イタリアのクロワッサン)は生活に密着してて、これが見つからないバール、菓子屋、パン屋はありえないのだが、どこで食べても私たちが日本でクロワッサンに期待する味では絶対ない。
外見だけが似ているが、あまり層はないし、バターの味はしないし、どれを食べてもオレンジピール味、食感は「パサパサ」か、良くても「ふかふか、もこもこ」。しかもジャムだのチョコだのクリームの入っていない空のものは見つけるのが難しい。

私の思う日本やフランスのクロワッサンは「皮がカリッ、生地がもちっ、バターがジュワ」なのだ。細かい層ができていて内側の生地はわずかに粘りがある。
これに比べるとコルネットなどはもこもこの単なる甘いパン!パンブリオッシュの形が変わっただけ!

なんて怒ってるのは日本人の私だけで、フランスに行ったことのあるイタリア人は「フランスのクロワッサンはバターでべとべとしてて、朝から重かった!!」と言っていた。

夫はどっちかって言うとフランスクロワッサンの味方で、イタリアと比べてきちん折っているところを特に評価している。私は実際にクロワッサンを作ったことがないから細かいことはわからないが、バターを生地に折り込んで伸ばす、という作業を何度も繰り返してこそこのフランスクロワッサンができるらしい。奴の言うには「イタリア人はフランス人にくらべて怠け者だから、この作業を根気よく繰り返さないんだ」
もちろん材料も、コルネットはマーガリンをちょっと入れるだけ。クロワッサンには入っていないオレンジピールを入れる、という違いがある。(これは原材料にはよくaromi naturaliなどと表記されている。)

2008-photo 538.jpg
↑カルフールの「バターのクロワッサン」。これは4個入り。

2008-photo 511.jpg

イタリアのコルネットの写真なんかないので比べられないけど、見た目は変わらない。
見ただけではフランス式か普通のかなどとは分からないのが難しいところ。

2008-photo 515.jpg

こういう外側の層もイタリアコルネットでも結構見られるけど、もうちょっと荒い感じかな。

2008-photo 528.jpg
ちぎってるところ。
ちょっとだけもっちりと生地が伸びているのが見えるかな。

2008-photo 529.jpg
断面図
結構平べったいでしょ。イタリアのは生地がもこっとしてるから、断面図はもっと丸々としてる。カルフールのは手でちぎると圧力がかかったところがふにゃっとぺしゃんこになる。イタリアのはクッション性があってもこもこと耐える感じ。油分の含有量の違いから来るのかな、やはり。
イタリアコルネットのほうがしっかり発酵しているように思えるのは、イタリア人がのんびり屋だからかな・・。
どちらにせよ発酵して膨らんでるから、内側には層なんてあまり見えないんだけど。

ところでクロワッサンはおいしいんだから、バゲットももっとおいしくてもいいんだけどカルフールイタリア、他のパンももうちょっとがんばってくれって感じだ。バゲットその他のパンはどれもパサパサ。なので買って帰るのはクロワッサンだけ。余らないように作っているのか、切れていることも多いけど。
なので大量に買えたときは家で冷凍する。朝食、おやつ、夜食、と私も夫も大好きなので結構すぐなくなるけど。(バターたっぷりだから食べ過ぎないようにはしてるけど)

++++

これ以外に買うのが、カルフールブランドのタイ米とバズマティ米、他のスーパーも自家ブランド品を多く作っているが、私の行ける範囲のスーパーでタイ米とバズマティを出しているのはカルフールしかない。有名な米製品会社のものはどこでも売っているが、カルフールブランドの2倍、3倍はするのだ。

2008-photo 536.jpg

タイ米はローマに行くとちゃんとしたものが手に入る。しっかりしたポリ袋入りで、カルフールのものより香りも高い。しかしローマまで行って大量に持って帰るのは大変だ(日本米だけで大変なのに)。なのでカルフール製を混ぜて炊いている。
カルフールのタイ米は真空パックで消費期限が長く、保存に向いてる。500gなので、開けてから短期間で使いきれるというのも衛生的で良い。

バズマティ米は実は今回初めて買った。あまり好きではなく、インドカレーにもタイ米のほうがおいしく感じていたからだけど、この前ビリヤニライスに初挑戦して、ビリヤニライスにはやはりバズマティだと実感したから。
これもインド直送のがローマに売ってるけど、タイ米のポリ袋に対してこっちは紙の袋で普通の服みたいなチャックがついている。不衛生そうな予感がしたが案の定虫がわいたので、これも「もうバズマティは買わない」と心に決めた理由だった。
カルフールのはもうちょっとましなパッケージの仕方だろう、と思って買ったのだが、

2008-photo 537.jpg

なんと紙箱を開けたら米が直接入ってた!!ええんか、コレ!まあイタリアでは商品がそのまんま入ってることがよくあるから、びっくりしない。
しかしなぜ違うのだろうか、同じブランドでタイ米は真空パック+紙箱入り500gに対してバズマティは直で紙箱、1kg入り。

なんにせよ日本と違って手軽にエスニック米が手に入るのがうれしい。エスニック好きの私にはイタリアのポジティブな部分の一つだね。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.12.12 23:58:37
コメント(10) | コメントを書く
[その他各国の料理] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X