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2010.07.12
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カテゴリ:ペットの雑学
フェレットが利用できる加工
生薬は漢方薬の原料となるものです。こうした生薬や漢方薬は西洋薬と比べて、おおよそ頻回に、大量に服用することが多いです。これは薬効成分が少なく安定していないために、体内に頻繁に送ることで効果を発揮させようとします。この様に自然薬、ハーブは薬効成分が少ない現実があります。

また、フェレットの消化能力は私たちと比べて弱く、短い時間しかありません。十分期待するだけの薬効成分を体内に取り入れるには工夫が必要になってくるのです。

この問題を丹羽博士は著書の中で、自分は漢方の診断方法の「証」のとり方はわからないが、加工により効く薬を作ることができていると説明しています。この予備情報として先生は漢方薬が効く人と効かない人がいる疑問について自身の答えをまとめています。それは、「漢方薬が効かない人は胃液が出ていない傾向があった」こういうものです。もっと易しい表現をすると、消化能力が弱い人には漢方薬が効いていないことに気が付いたということです。

漢方薬は人が薬効を出すために、煎じたり、粉砕したり、湯煎したり、蒸したりとそれぞれの長年の経験でふさわしい加工を施し調合したものです。それでも対象となる人間に効果がない植物(鉱物・動物原料も含む)原料の漢方薬の効果がない人が多くいるのです。

そんな中で植物を草食動物でも、雑食動物でもない動物に、人間と同じ加工で与えたところでどれほど有効成分を利用できるのかが大いに疑問なのです。

ですから、私はフェレットにはハーブ(植物)を乾燥させたり、粉末にしたり、湯煎抽出しただけではそんなに有効ではないと考えています。ですから、フェレットでも利用できる加工が重要だと思っているのです。

サプリメントの加工全般については参考として、フェレットの愛し方2で記していますので、ご確認ください。タイトル





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最終更新日  2010.07.12 16:08:04
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