885754 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

いたち(医達)塾。ナルヘソサプリ 栄養管理で健康を保つ

いたち(医達)塾。ナルヘソサプリ 栄養管理で健康を保つ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

2010.12.16
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
ある獣医師のサプリメント認識

あるとは言っても特定の個人の獣医師の話ではない。これまでの経験で話をする多くの獣医師の中からこんな獣医さんがいた。という中での私の反論である。中にはこのような発言をする獣医師に出会うかもしれない。一飼い主として獣医師にこのような主張をされれば反論できないこともあるかもしれません。以下は直接間接的に話を聞いて思う、私の意見である。その対象になる意見は箇条書きにするとまず、


 サプリメントは信用できない
 サプリメントは効かない
 サプリメントは意味が無い


このような意見をもらう。私はサプリメントをよく理解していない個人の獣医さんの意見だと認識を持っている。なぜならば、サプリメントは非常に広いもので特定の製品でも、特定の目的の物品ではないのであるから、「何を信用するのか」言葉の対処になるものが見当たらないのである。

想像するに「信用できない」という主張は、巷にサプリメントの過剰とも言える宣伝が闊歩しているからそのようにイメージを持ってしまうのかもしれない。「信用」の次にある「効かない」という認識も同様であるが、サプリメントが「効く」物だと思っているから、効かない結果に「信用ができない」という認識を持つのなら理解はできる。しかし、サプリメントを研究し開発してきた立場で思うのは、サプリメントは「効く」物ではないし、「効く」と主張すればそれは法律違反である。サプリメントが「効く」ことを臭わしたり、そのように書いてあるものも承知はしている。私も記載には注意しているが、効くような書き込みをしてしまったり、そう感じてしまう話しぶりになり得るかもしれないが、そもそもサプリメントは「効かない」。効かない物に対して効くという過剰な期待をするから、「信用感覚」になるのである。効果効能を主張できないサプリメントに何を信用するのかしないのかわからない。安全性に疑問があると言うのであればまだわかる。

 では、サプリメントは何か・・・この点について私は著書フェレットの愛し方2の145ページで短く説明をしている。そこで「意味が無い」この感覚についてどうであろうか。私は普段からサプリメントを利用することを推奨している。これは効果効能の問題ではなく、繰り返し主張していることは、「ドライフードでは足らないから」である。画一的な食が多くの生体に適しているわけではないことを、補完するのがサプリメントの最大の目的なのである。対象になる目的が広いためもちろん病気に立ち向かう成分も多くある。この部分を批判し、否定したい人もいるかもしれないが、食中成分が体を左右し、変化を与えるのは多くの学者が研究していることで、その事実は否定することはできない。体の機能を左右するのは何も薬ばかりではない。

 では、サプリメントの意味はなんであるか。先ほどを言ったとおり食事で足らない成分を補完することにある。このことに「意味が無い」ということが正しい指摘、認識だろうか・・・私にはナンセンスと感じてしまう。
 
 「意味?」何のことを意識して言っているのでしょう?意味はやはり足らないところを補っているのが第一。体を維持するのに材料が足らなければ病気にもなるし、病気も治るわけが無い。健康の状態にも必要成分が不足するドライフードであれば、調子を崩しているときにはさらに追加を検討するのは当然で、「意味はしっかりある」

 こういう「サプリメントに意味は無い」という獣医師には、私はこの分野で無知であると、申し訳ないが経験上認識してしまう。科学者であり、病気を治す役割の職業で何を言っているのかまったく持ってわからない。もっと思うところがあるのでしょうが、この「サプリメント無意味思考」のある獣医師は危険である。なぜなら、すでにいくつかの薬と成分の話題を著書の中でしている。ペットの栄養学にも、フェレットの愛し方2でも記載している。具体的に言えば、プレドニゾンと抗生物質、アセチルサリチル酸(アスピリンなど)が主になるがそうした薬を使うたびに栄養素が大量に失われることを紹介している。であれば、薬の副作用のリスクを減らすために対象成分を必要分摂取することは良いことである。そのために栄養素の量が明らかになっているサプリメントを使うには療養上の意味がある。こうした薬と栄養、成分の研究は始まったばかりであるが、グレープフルーツとの関係をはじめさまざま明らかになってきている。
 サプリメントを健康のときに使うこと、病気のときに使うことに「意味がない」このことについては何も同調することはできないのである。「獣医師だ」と肩を張って主張する方もいるのですが、実際こういう専門分野の栄養学者、農学者などの意見を聞いていて比べると、明らかに幼い主張であると感じてしまうのである。


 ただ、特定のサプリメントが「信用できない」「効かない」「意味が無い」こういう指摘であれば、私も思うところがあるので同意するが、全体をこのような評価をするにはあまりにも獣医師とは言っても幼い認識であると断罪せざるを得ないのである。

結論、病気を治す臨床獣医師であるのならば、幼い主張を繰り返す前に、栄養学などの体で食品成分の代謝についての知識を吸収すべきである。それにはあらゆる門が開らかれている。論文しかり、大学しかりまずは吸収してから主張をするようにアドバイスするとします。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010.12.16 14:45:35
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X