|
カテゴリ:ペットの雑学
普段健康のお手伝いをしている方々は
突飛なことをしないので、健康状態も安定しています 変な病気をしないので、むしろいろんな病気をおっしゃるのは 御新規のお客様です。 というは、【勉強をしておくもんだ】シリーズで ゴールにしたい、集団の健康で、 食環境を同じくすると、発生する病気、 しない病気の範囲が設定されます。 面白いもんですね。 脂肪肝のお話があったので、 以前書いた珍しい要因を紹介します。 簡単に言うと肝臓に脂肪がたまる脂肪肝。 フォアグラや、アン肝としておいしくいただきますね。 アン肝は大好きですが、フォアグラは食べたことがありません。 食指も伸びませんが、どう作るかご存知ですか? 肝臓に脂肪がたまる。。。高カロリーの餌を与えるのでしょうか・・・ 脂肪肝は栄養過多と、栄養不足の両方で引き起りますが たとえばサプリメントで脂肪肝になったとすればどうしてなんでしょうか? 栄養過多。。。高カロリーで起こるような カロリーをたくさん与えていますか? いろんなパターンがあるので個別には言えませんが、 一つ紹介したいのが「アミノ酸インバランス」です 例えば少量のサプリメントが原因で起こる脂肪肝は アミノ酸インバランスが可能性が高いと思います。 アミノ酸インバランスというのは 栄養・生化学辞典の解説アミノ酸インバランス単にインバランスというときがある.低タンパク質食に1種のアミノ酸(多くは第一制限アミノ酸),もしくは複数種のアミノ酸,または栄養価の低いタンパク質などを少量添加した場合,成長の低下,飼料摂取量の低下など,動物にとって好ましくない結果をもたらすことがある.この現象.通常の制限アミノ酸の概念(アミノ酸のバランスで考えて,必要量を下まわる必須アミノ酸のある場合にアミノ酸アンバランスとよぶ考え方)では説明できないことから,あえてインバランスと命名された.代表的な例としては,8%のカゼイン飼料に0.3%のメチオニンを加えた基礎飼料に0.3%のトレオニンを添加することによって引き起こされるトレオニンインバランス(この場合トリプトファンを少量添加すると回復する)や,上記の基礎飼料に6%のゼラチンを添加したインバランスがある.脂肪肝を伴う場合が多い.こんなことです。 ご参考まで 私は1998年から定期的に毎月、毎週いろんな講座を受けたり いろいろ読んだり、栄養の研究をしてきましたが このアミノ酸インバランスを教わったのは2006年ころの 静岡県立大学で横越教授からです。 GABAの先生として有名で、 アミノ酸にとても見識の深い先生です。 いろんな話が記憶に残り面白かったのですが、 こういう話を紹介します。 あるときアミノ酸を販売するメーカーが 脂肪肝が起こると相談に来た。理由がわからなかったようだが アミノ酸インバランスを伝えた。 アミノ酸を事業にしている会社のモノでも知らないことだった。 というような内容だと思う。 2・3回伺っているので、少しずつ話の切り口は違いましたが おおよそこんな内容。 アミノ酸・・・低たんぱくで、脂肪肝が起こることに 想いが至らなかったそう。 ちなみに、フォアグラはグルタミン酸ナトリウム(いわゆる味の素として有名)を 大量にあたえて、インバランスを起こし、作るという話を聴いたこともあります。 面白くありませんか?低カロリーで しかも、過栄養でもないのに、脂肪肝が起こる。 こんな現象がございます。 思い当たることがありましたら、幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.02.25 21:59:33
コメント(0) | コメントを書く
[ペットの雑学] カテゴリの最新記事
|