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植物も品種によって多く必要になる養分や、
ミネラルに傾向があります。 その養分を使って成分をこさえたりするので 栄養や薬効成分やあれやそれやの化学物質ができていきます。 水田で米を作った後にレタスを作り、 肥料調整をしないと、ケイ酸分が不足して 稲が倒れることがあるそうです。 植物ごと使う栄養素のバランスが面白いものです。 そういう問題を克服しながら、連綿と田畑は使われてきています。 そんな研究が農業では多く聴きます。 そこで、私は動物ごと必要になる栄養素の差や 健康状態に栄養素のバランスが種族によって違うのではないか って、着目をしています。 例えばタウリンは、人間では栄養素ではありません。 というか、栄養素の定義では栄養素に含まれません。 ビタミンの研究は100年すこし、ミネラルは60年すこし の歴史で、近代栄養学の積み重ねも、道半ばなのでしょう。 分類や定義もまだ甘いものがあるのかもしれません タウリンは栄養素ではありません。 広義的に栄養素の仲間と考えてもいいのかもしれません。 その時にはビタミンの枠に入るのが妥当だと 個人的には思っています。 なぜ、栄養素ではないの?って方は 著書か昔のブログ記事を探し出してください。 話を進めます。 猫の場合はタウリンは必須の成分ですね。 タウリンが不足していると命が維持できません。 猫にとっては必須の栄養素ってことになるでしょう。 ペットの栄養学2に記載していると思いますが タウリンを作る能力の数値を紹介していますが それによると猫よりも人間の方が作る能力は低いんですね。 でも、必須栄養素ってわけでもありません。 補給していればタウリンは体に有効に働きますが 必ず必要ってわけではありません。 この理由は一つに食環境にあるのですが、 面白いですね。こんな風に補給しないといけない成分は 動物ごとに違うものがあります。 山梨県のある地域で母乳の出にくいところがあります。 ありますというか、ありましたってことかもしれませんが これは日本には珍しい肉をよく食べていた地域が要因と 紹介されていました。それなら今もお乳の出が悪い人もいそうですね。 お肉を食べ過ぎて・・・ お肉・・・単純に窒素成分ですが、 窒素の話で植物に持っていくと、 植物の3大養分は「窒素・リン・酸カリ」です。 それぞれ体(葉・茎)、実、根に働きやすい傾向があり それぞれの植物でこのバランスに特徴があります。 窒素を与えるとグングン、成長するので 葉物を早く栽培するにはバシバシと施肥します。 でも、おいしくないですけどね。 私はじっくりじわじわ成長した葉物がおいしいと思っています。 窒素が多いと、困ることもあります。 実をつけにくくなります。 いわゆる「蔓ボケ」と呼ばれるような現象。 かぼちゃやサツマイモなど蔓のある植物に見られるので 蔓ボケというのでしょうが、 窒素分が多いと「「まだまだ生育できるぞ・・・」 と、体を作り子孫を残そうという働きが起きません。 野の花も、、、雑草といいましょうか 生育が早く、生育。。。背丈が延びるのが早いというか 生き急ぐことで、すぐに花をつけ、種を落とし、子孫を残そうとします。 茎も細いのに、必死に子孫を残そうとしています。 一方、畑の作物は肥料(窒素分)をたくさん与えると 体は大きくなり、花が咲くまでの期間が長くなる傾向があります。 ちょっと飢餓というか栄養の少なさを経験するのも 実や芋を付けるきっかけになります。 子孫を残すためには、生命の危機を感じさせるのも 大切なきっかけになるかもしれませんね。 植物も動物も同じ生き物ですので 共通する事情もあるので面白いですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.03.04 20:42:40
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