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いたち(医達)塾。ナルヘソサプリ 栄養管理で健康を保つ

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2017.06.15
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カテゴリ:猫ちゃん
ちょっと前に猫に多い腎疾患は・・・ということを紹介しました。


 今日、図書館で情報を当たっていまして、
ざっというと、生で獲物を食べていた時は、
その獲物は水分は70%でタンパク質は13%程度
乾燥物にすると40-50%に相当する。


 猫はいつも食事を採れているとは限らないので
タンパク質の節約のために尿路サイクルがあまり得意ではない


 そんな記述がありました。


 ずいぶん詳しいことを書いていそうな本ですが
タンパク質についての記述ポイントはこんなところ。

 ついでに記すと炭水化物も生身の餌は0.5%程度が
グルコースとグリコーゲンであるとありました。

 

 常々私は栄養素の質についてお話をしてきました。


 タンパク質の場合は少なくともコラーゲンは吸収ができない栄養素です。
吸収するためには過熱をしてゼラチンに変えないと消化吸収できません。
 これはコラーゲンが球状タンパク質という形のためで
簡単に説明をすると毛糸の玉のようなので消化酵素がアタックしにくい
と説明を受けました。

 皮膚で水分を除くと70%がコラーゲンで
他には細胞同士をつないだり、骨を形作るなど体のタンパク質の主要成分です。
 主要成分ですが、生食では消化吸収できないんですね。


 となると、獲物になるネズミのタンパク質のうち吸収できないタンパク質があるということ


 そう考えると必要なタンパク質比率はグッと減るのかもしれません。


 と、考えていくとドライフードでは数値上のタンパク質を用意することで
実際自然化で補給していた以上のタンパク質を与えているのかもしれません。
そうなると腎臓が処理できなくて腎臓病につながる・・・そう考えています。


 内容そのものは前回と同じですが、
今日読んだ本を見ても、吸収できないタンパク質について
何も目がいっていないことを感じました。


 私は大学(聴講)でたんぱく質の講義を何年も聴いているので
その質について思うところがあります。

 そして、このたんぱく質はどう検査すればいいのか。。。
それは窒素出納を行えば見えてくることがあると思います。


 いずれにしても私の推測を検証してみたいですし
過去そのような研究がなされたのか引き続き調べてみます。





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最終更新日  2017.06.15 20:26:02
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