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カテゴリ:インスリノーマ フェレット
いろんな人とお話をしていて思うことがあります。
それは人の考えってマチマチなんだなーってこと。です。 常識・・・ある集団の共通認識・・・ってことではないのですが、 物の定義がマチマチに認識しているんですね。 今回は栄養の認識、健康、病気の理解 薬に対することなど、勉強している人は 「こういうものなんですよ」として提供される知識を得て 認識を構成するのと、一方で勉強していないので それぞれが自然発生的に想いを作ってしまう事。 良い悪いは別にして・・・いろんな認識を持っている。 非常に興味深いです。 ストレートに言えば薬は飲めば効くと思っている人もいるし サプリが効かないことに憤慨している人もいるし いろんな人がいるので、受け取り方は千差万別です。 そのところを共通認識作れないかな?とも思っています。 そこで、今回はインスリノーマを題材に「変化する栄養需要」ということを ご紹介したいと思っています。 そもそも、薬はどういう作用で効くかの理解が必要かと思います。 薬の効き方はいくつかのパターンに分けることができます。 機能成分。薬効成分が薬の本体かと思えば 時には栄養素が薬効成分として扱われもしています。 この薬の効き方は別の機会に説明するか、 過去の記事を参照いただくか、 薬学の本を読んでいただいて 記事をあまり長くしないようにします。 直接的に記すとすれば、 インスリノーマの時には栄養素の必要量が同じ病気であっても 様々な特徴を見せています。 病気が進めば栄養素の必要量が多くもなりますし、 種類も変化します。この理解を正確にして行くのは難しいとは思いますが 私は研究して行くなかで、特徴だった栄養素の消費をチェックしていきました。 私は細かく考えて、大雑把に対応する考えでいます。 それでも興味が有るのは、栄養素の必要最小量です。 それを理解できれば必要以上の補給はしなくていいですし、 過剰症の心配まではしなくてもいいのですが 体の仕組みのわかることが増えるからです。 ストレートに説明をしますと インスリノーマで血糖値が下がります。 一面的にインスリンホルモンが放出され過ぎているからと理解できます。 体の解釈などは例外は必ずありますし、 すべてのなかで何割かを説明しているだけの場合があることを あらかじめご理解ください。 インスリンホルモンが(比較して)大量に放出されていると インスリンホルモンの原料他が消費されるのはわかると思います。 その量はどんなものでしょう? 次にインスリンホルモンが働く時に使われる栄養素は インスリンホルモンが多ければ、比例して多くなります。 血糖値が低くなればステロイドの量も増えるでしょう。 ステロイドで消費される栄養素がいくつかありますが ステロイドの量が増えれば比例して増えます。 この消費量は無視できるだけの量でしょうか? ステロイドが増えていけば次には肝臓への問題も出てきます。 肝機能の数値のGPTなどが上昇すれば その分栄養消費の量が増えていきます。 気候や室温などでも栄養消費が変化します。 このように消費量が病状・環境因子によって変化します。 そして、この時の量はどれくらいかが需要になります。 量的に微量であれば変化はあるなーという認識だけで良いでしょう。 しかし、栄養不足で不具合を発揮するほどの量であれば 対応をしないといけなくなります。 どんな栄養素がどんな時に減るのか理解した後は、 状況によってどれだけの量が消費されるかの認識を持つようにすると 対応ができていけると思います。 冒頭でお知らせした、個人間の認識の差・・・ マチマチということ。 栄養管理・・・というましょうか、なにがしかのサプリメント商品を与えても 良くならないってことは、成分の項目と量が合致していない、 満ち足りていないからかもしれません。 インスリノーマを例にしてご紹介したのは いろんなことで栄養消費が変化する事象・・・ 栄養管理はやればいいのではなくて、 必要量を満たすだけの補給ができているかが 第一に大切なんです。とお伝えしたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.11.04 11:03:16
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