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カテゴリ:【業務連絡】
今回勉強会を行うことにしたのは、新宿会場の主催者様との会話がきっかけです。
9月の末のことで、年間作業的に11月が空いていたので時間を作りましょうとしました。 勉強会は当日の時間だけではなくて、話を用意し、資料を作るのに 1ケ月ほど要します。一度シナリオ、資料ができれば何回やっても同じなので 尼崎と名古屋会場で行った形になります。 フェレット健康勉強会と題した事業体(?)、略してFHC(フェレットヘルス俱楽部) 略しは私が「フェレット健康勉強会」では長くて舌を噛むので、 勝手に当ててしまっただけですが、FHCの代表(?)さんは直接お取引のお客様で 数年のお取引がある方で、お話をしていて驚いてしまってことがあって、 先の学ぶ場を作りましょうとなりました。 何に驚いてしまったのかって、新規飼育を開始した人が イロイロ困っていること・・・正直そういうことも理解されていないんだ。 ということに強い衝撃を持ちました。 元々私はフェレットの飼い主で、いつの間にかこんな状態になっている人間です。 1996年にはフェレット生体輸入を開始し、 ペットショップに卸売りをし アメリカ人に情報をいただきながら育てていただきました。 洋書を翻訳し、フェレットの愛し方として出版し、 1998年から分子栄養学を研究しながら 栄養調整のサプリメント発売してきました。 いつのにかフェレットに関わってそのうち四半世紀に 掛かろうとしている人間で、仕事をやろうとして始めたわけでもなく、 「アメリカの業者さんから扱ってみないか?その収益を君の研究費に使いなさい」 と提示されたことからの開始で、生体を扱い、利益提供することで お店さんを通じて適切なフェレットとの暮らしを構築できるだろうという この価値を見出して歩みを始めました。 だからこそ、いくつかの専門店さんにいろんな情報を提供して わからないことがあれば質問いただける存在になっていました。 かなり稀有な人間だと思います。 私がやりたかったのは、自身の後悔からの、 フェレットと、フェレットを愛する人のより良い関係の構築の・・・お手伝い お手伝いをしたかったんですね。 そこで、直接飼い主さまと関わるのが目的ではなくて、 間接的な関係構築でより多くの影響を濃くも薄くもできると考えたわけです。 それでも、ある程度のつながりがないとわからないことが有るので 直販部門もありますが、ネットショッピング、HPの状態も あまり丁寧なサイトではないかと思います。 基本的に、お客様のフェレットとの暮らしがより良いものにしてほしいので 直販のお客様のお話は伺いますし、より良いようにサポートをしているつもりです。 ですから、病気であっても、そうでなくてもお役様は比較的安定しています。 私の価値判断でやれることをしているし、 それ以上やる場合は、こうする、、、そういう考えがある中で 多くのお客様が適切な関係を取れていると思うのです。 時折作る資料も発送時に同封し、情報提供もしていますので 長く関係しているほど、私の考え方をご理解いただけているでしょうし、 著書なども読んでいただくことで、情報面でも平安な日々なんですね。私的に。 だいたい、直接の長く関係させていただいているお客様との関係は 平安で、病気であろうとも、それほど悲壮感はありません。 新規でご注文いただくお客様は病気からのことも多く、 これまでやった方が良いことをしていなかったからの結果があり、 栄養調整をして良くなるケースも多いです。 その場合は栄養素が足りていなかったってことです。 時には薬効成分を使うこともありますが、 事業をしていて思うことは栄養調整で良くなる。。。 つまり、フェレットには健康で居続けるだけの能力が備わっている動物である。 栄養素という体の材料が備わっていれば、健康を自分で維持できる動物である。 だから、安心してください、フェレットは決して病弱な種族ではないですよ。 と、お伝えするようにしています。 これは、直接長く関係しているお客さまは ご自身の家庭の状態で納得していただけると思います。 命あるものですから、私は病気になってしまうのは仕方がないと思っています。 それでいて適切な管理ができれば良いと思っています。 私はすべての健康の問題ではないですし、一部でしょうが得意にしているケアの病気がありますし、100%の確率ではないですが、それぞれ対応の確率を持っています。 問題があれば一緒に改善できるのもいいですね。 そういえば、20年超の関わりのある人も何人もいて、 愛好者様であれば私的にはフェレット好きの仲間なんですね。 ただの飼い主の頃からの関係者は大切です。 そうすると、1995年当時はホント情報がなくて、 今はネットで検索すれば情報に簡単に触れられるのとは大きな差がある時代に フェレットを好きになりました。 どうしたらこの子と幸せに暮らせるのだろうか そう思っていたのは、今のフェレット好きの方々と全く同じ感覚でした。 だから、共有目的を持つ人と仲間になり、情報交換をしていました。 その後私は業者になっていくのですが、そんな愛好家の皆さんの何名かとは 繋がっていて意見交換をしていました。 「こういう話があるんだけれど、どう思う?」 そういう交流をすることで、お互いに考える力が付いていったのだと思います。 情報を入れて、考える。。。かなり繰り返していたと思います。 私が相談する相手は、ペットショップ経営者さんであったり、 某店長さんであったり、獣医さんであり、海外(アメリカといくつか)の業者さんと 情報意見交換をして情報を作っていました。 情報のない中、たくさんの人がどうすればいいのか検討をしていた時代だったと思います。 今と比較すれば、そうした時代を越えて生まれてきた情報がたくさんでています。 そのなかには誤りもたくさんありますが、いずれにしても人とフェレットの歩みが たくさん簡単に入手できるようになっていることは、 考えなくていい状態になってやしないだろうか・・・とハット思ったわけです。 どこかに答えがあるに違いないと、考える前に聴けば何とかなると 適切な答えが提示されると思ってやいないだろうか?と。 それが自分で学ぼうとしない原因なのかな?とも。 なんかあったら聴けばいいやと。思ってやいませんか? それはそれでいいと思います。 ただ、フェレットの情報がなかった私が暮らし始めたころとは 事情が違うなーと。 知らないこと、わからないことが不安で、 調べていた飼育歴の浅い時期と、 今はどっかに情報があるのではないかという なんとなくの安心感が行動を違えてやしないだろうか?と感じました。 複数の方の意見で、「世代が変わった」という感想があります。 これは、フェレットの第一期ブームと言われる最初は1990年くらい 第二次が1995年くらい。と言われていて、 ポイントとなる時期があります。 2008年くらいからはリーマンショックの関係でしょうか、 新規飼育の数が減っていったように思います。 もちろんそれ以前からの飼育者さんは残っていきますし、 年表に表すとすれば、グリーンウィルスや、アリューシャンミンク病が 取だ足された時がありました。 言われるのは年齢が重なるにつれて、皆さんの生活環境が変わっていった。ということ。 それに伴い、フェレットから犬猫など他の動物と暮らすようになって、 フェレットから離れていったということ。 結婚して子供が増え、戸建ての家を建てたり、マンションを購入して行ったと思います。 私の四半世紀。。。皆さんの四半世紀のそれぞれの生活環境に変化が フェレットとの暮らしをしなくなった人も多くいます。 もちろんフェレットと関係が欠かせない人もいますが その関係時間を表にするとピラミット型で現わされると思います。 その時に、90年代に一生懸命情報を集めていた人と、 2000年代に教わってフェレットと暮らしていた人と、 2010年代の人では世代の差があるという話を聴きます。 すでに、2010年くらいには本を読まない飼い主さんの話が 話題に上ってきて、90年代から暮らしだした人は 新しい本が出れば、とにかく買う。そうして情報を得ることに どん欲になっていたと私の周りでは感じていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.01.12 23:21:52
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