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カテゴリ:フェレットの健康
生き物である以上、お別れはつきものです。
その最期をどのように迎えるかは どのように考えるかです。 私的には先に記載しているようにスーッと飛行機が 着陸するようにするのが理想です。 理想とは言ってもそんなにうまくいかないとは思いますが 徐々に弱り、身近で送るのがよろしいかと認識しています。 前回長文で漠然と記したので今回は的を絞って記載したいと思います。 どういう終わりを迎えてあげられるのかです。 フェレットのインスリノーマは本当にそれぞれの飼い主さんが よく理解して対応をしてほしいのですが インスリノーマですがこんな獣医師の記事があります 生存日数です。 3年で1095日2年で730日ですからそれほど長いものではありません。 検索をすれば出てくる記事なのでご覧になるといいでしょう。 要点は 内科的治療法には副腎皮質ホルモン剤としてプレドニゾロン(0.5~2.0mg/kg/day)あるいはデキサメサゾン(0.05 ~0.2mg/kg/day)、およびジアゾキシド(10~15mg/kg/day)を臨床経過に応じて組み合わせて使用した。 調査対象フェレットは16頭 こんなところでよくある治療です。 別に特別良い日数でもないですし、悪くもない数値で よくある治療に良くある療後です。 詳しい治療は良く見るといいですが、 一般的にこのような処置は問題があるのです。 ステロイドを始めて1年くらいでしょうか、それまでは安定していた状態も あまり芳しくなくなり、発作も多く出てきて ステロイドの量も増えて、肝機能も悪くなり、 毛艶も悪くなり、強制給餌で看病も大変になり 天候の悪さで状態も左右されるようになり最期を迎えます。 これが良くあることです。 私はスーッとインスリノーマを患っていても最期を迎えられますし そのように応援しています。 そう出来ないのはステロイド一辺倒の治療にあります そして同じ経過を辿ります。 動物病院の治療をしているからイイのではなくて 結果が出ていないければ良くないのです。 すーと血糖値が低くても発作を起こさず 最期まで3年超えで、時には67か月過ごすことができます。 なぜできるのかは、エネルギーの消費の仕方に関わっています。 また、個体個体状況が違いますので これをやっておけばいいのではなくて、 調整をしないけないのはご理解ください。 みんな消費エネルギー量が違うからです。 バタバタして亡くなるのか、 スーッと消えるように穏やかに最期を迎えるかです。 私が心が痛いのは、ステロイド中心の管理を行うと 1年を超えることからバタバタしてきて 見ていると痛ましいのです。 もっと、フェレットの求める状況に素直に接していただければ 命を掴んで滑空するように穏やかに月日を進んでいけます。 ステロイドで見た目の血糖値を上昇させたからとしても イイなー、血糖値の数値的に良いなーと過ごしていても その数値の高い状態から突然墜落する。。。これが痛ましいです。 そしてこれが現実です。 選ぶのは飼い主さんです。 なるべく病気を患っていても それなりに健やかに平安に過ごせるようにしてほしいのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.10.25 23:55:39
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