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カテゴリ:ペットサプリ
解説をしたみたいので
キャットフードで「野生下でネズミを食べている時にはタンパク質の量が70%である。 そのため同様の高たんぱくフードを設計したが、カロリーは通常の製品と同じである。」 これは言葉として正しいですがちょっと解説。 私は常々 コラーゲンは消化できない (β)デンプンは消化できないと記載していました。 特定製品への文句でもないのですが解説 体の30%がコラーゲンです。 骨を構成するカルシウムをくっつけるために、 細胞同士の接合部に、皮などに存在しています。 30%はかなりの量です。爪などのケラチンも消化できません。 つまり、獲物には存在していても利用できない栄養素が有るのです。 しかし、コラーゲンは加熱をするとゼラチンになり利用できるタンパク質に変わります。 ドライフードのコラーゲン材料はゼラチンとして利用できる成分になっているでしょう。 ですから、マウスを食べていたとしても、同様のタンパク質比率で70%であれば それはコラーゲンの分が多く供給されるということです。 これは良い悪いではありません。 生の獲物が70%だから、70%のタンパク質を与えようは同じ事ではなく 利用できるタンパク質の量が〇〇%だから、 利用できるタンパク質として用意しようというのが獲物とドライフードのタンパク質量を 等しくするということです。でも、これをする意味も私はないと思っています 理解できますか?含有量ではなく、利用できる成分量が大切なのです。 利用できなければ含まれていても余分でしょう。 「高タンパク質フードですが、従来の製品と同じカロリーです。」 これは、タンパク質の量を増やす時に減らすのは糖質です。 脂質は20%とか一定でしょう。 脂質は1g当たり9Kcal含まれていますが タンパク質と糖質は4Kcalで同じです。 ですから計算上は高たんぱくにして、脂質が同じであれば 従来の製品と同じ数値が計算できます。 ただ、これは同じではないでしょう。 米や小麦の穀物を使い、パリパリ食感を作るのはデンプンで、 デンプンはα化しないと消化できません。 ですから、ドライフードの中のデンプンは消化できません。 お湯でドロドロにしたら消化できるのかと思います。 そうすると、デンプンは消化できないけれど、 計算上ドライフードではカロリーとして計算されています。 一方高たんぱくにして、糖質が減った時には 利用できるタンパク質と、利用できないデンプンが減っていると 計算上のカロリー値は同じであっても、 利用できるカロリー量は違うのです。 同じでように見えて同じではない。そのことを念頭に置いてくださいませ なんのこっちゃわからない話かもしれませんが 直前にある方と会話をしていて、 それを二人のやり取りではもったいないのでこちらに記載します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.05.27 08:36:07
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