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いたち(医達)塾。ナルヘソサプリ 栄養管理で健康を保つ

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2020.05.28
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カテゴリ:犬猫サプリ
ちょうど資料を送っていただいたので眼を通していました


今回お話をするポイントは
 猫が肉食動物で、糖質は必須栄養素ではなく
タンパク質(特にセリン)からブドウ糖を作り活動をするために
タンパク質要求量た高い そんな記述


 よく、野生の食事が一番その動物に良いものであると主張する人がいますが
それは間違えです。


 自然食が一番ということは有りません。
どうしてその食事が適しているのか
「合理的」に考えてみる必要があります


 それでいて野生で食べている餌が良いという考えを持てればいいです。



 自然界で食べていたものは、「それしか食べるモノがない」という側面もあります


 人間は「火」を使えるようになってから寿命が延び、文化が発展したと言います。

 人類でも自然食(生食)よりも加工食材の方が寿命が延びているのです。


 自然下の食材では何年生きることができるというのでしょうか?


 寿命は短いんですね。
 



 加工食品が優れているというわけではないですが、
より良いものを作り出すのは加工食品の方に柔軟性と可能性があるのです。


 


 野生時に食べてたものは、生活圏に存在している食べ物を得るしかありません。



 ないモノは無いのです。当たり前ですが


 これに付随して珍しい貴重な薬草が健康を維持するのに不可欠であると
いう人もいますが、それよりも身近にあるモノが大切です。

 
 どういうことかと言えば各々考えていてください。
先に進めます。



 猫にとって糖質は必須栄養素ではない


 それはタンパク質で糖を作って生活するので必須ではないですよ
  と言っているだけで、与える必要はありません。と言う説明ではありません。


 良質な肉なら肉食動物の猫には問題を起こさないという人もいますが
これは間違えです。




 猫は腎臓病が多い動物です。
それは腎臓の機能が弱い(糸球体が少ない)ので腎不全になるというものです。



 腎臓を傷つけるのはタンパク質であるとして
タンパク質制限が腎不全の時に選択されます。


 これはタンパク質に含まれる窒素が排泄されるときに、
問題を起こす(かも)ということですが、窒素はタンパク質以外にも含まれる成分です。




 猫はタンパク質から糖を作りエネルギーを作るので、
エネルギーを作るたびに燃えカスとしての窒素が出てきます。
 ですから窒素を補給すればするほど、
腎臓を通過して排泄されていきます



 タンパク質の節約と言う考えがあり、
タンパク質は合成と分解を繰り返し、
再利用されていきます。


 常に補給するタンパク質を消費するのではなく、
再利用するというのが大きな特徴です。



 糖質は細胞で消費されれば終わりですが
タンパク質は再利用される。。。



 エネルギーとして消費されるタンパク質は再利用されずに
窒素が放出されていきます。



 その腎臓を通過する窒素が多ければ、
腎臓の機能の限界を超えていきます。



 ですから腎臓の負担を減らすには窒素の排泄を制限すればいいのです。


 そのために糖(エネルギー)として利用されなければその分の
排泄を穏やかにできるので「糖を補給することはタンパク質の節約ができます」


 そして、再利用しやすいようにすると長時間タンパク質が体内に存在し、
タンパク質の補給量を減らせることができます。



 タンパク質(分解したらアミノ酸)から糖を作る糖新生に向いたアミノ酸はいくつかの種類です。
 ですからタンパク質から糖を作ると、一部のアミノ酸が減ることで
アミノ酸のバランスが崩れますので不要なアミノ酸は排泄を促されます。

 ここは理解できますか?


 私たちは50音を言葉で使いますでしょ。そこに準えてみたいと思います。


アミノ酸スコアーと言いますが、バランスよく補給しようとは言いますが
体はバランスよくアミノ酸を使うわけではないのです。

 筋肉を構成するにはアミノ酸のいくつかをこのバランスで
一番多いコラーゲンタンパク質はかなり偏ったアミノ酸を材料に使います。


 バランスよく補給しましょうと言っても、
使う方がバランスが悪ければ、
排泄が促されます



 これは高度な情報でありますが
50音を5セットあったとしましょう。
よく使う「音」は言葉をグループとして消費され、
使いにくい音は余ります。


 余るのは排泄されて、
新たに50音5セット入ってくることを繰り返します。


 バランスが悪く使うと、余ったものはすぐに排泄されるのです。

 言葉として使った「音」は一定期間の後にまた、バラバラとして
「音」素材として使えるようになります。


 「よく使う音」は再利用されているので補給量以上に
使うことができるのです


 パット見わかりにくいですが、タンパク質(アミノ酸)はこんな働きが有るので
どうにかこうにかしてご理解ください。





 結局最終的には食べたタンパク質は全て排泄されますが
 長期間再利用され続ければ新たな補給を減らせるので
結果腎臓の負担を下げることができるようになります。


 
 糖で「消費」されるのと、
筋肉などタンパク質合成して「使われる」のとでは
腎臓目線では大きな違いがあるのです。


 肉を食べていても皮膚や毛の状態が悪いなーと思う場合は
エネルギーに使われ過ぎて体に使う分が足らないから起こる現象です。


 たくさん食べているのに、適切に使われないので不足している状態です



    わかりにくいですね



 また若い時よりも、歳を取った時のタンパク質合成能力が下がります。
ですから必要量としては若い時以上の補給が歳を取った時には必要になります

 しかし、普段から食べ過ぎていれば、若い時よりも多く補給しようということにはなりません。

 あくまでも、摂取必要量が増えるのです。


   続きは、紙面を作るのでそちらでご確認ください。



 複雑で難しいのですが、こういうことを理解して
タンパク質を語ってほしいという願いです。
情報不足の人がタンパク質を語ると、
おかしなことを言うことになりますのでご注意ください。





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最終更新日  2020.05.29 09:44:03
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