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いたち(医達)塾。ナルヘソサプリ 栄養管理で健康を保つ

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2020.06.10
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カテゴリ:ペットの雑学
​ 獣医師用の栄養学の本なのですが、下記のような文章が序文に書かれています。

 ​本はこちら


  獣医さんの見解がうれしいです。
世の中が変わってくるといいですね。

 抜粋
従来の栄養学は産業動物に対する「家畜飼養学」とか「動物栄養学」など基礎的学問とし て学習されてきた。その内容は五大栄養素(炭水化物、脂肪、タンパク質、ビタミン、ミネ ラル)、生理機能、欠乏症および過剰症が中心であった

 私も常々言っていることですが、大学では学んでいなかったのです。


 ですから冒頭のカリキュラムに臨床栄養学と言う新しい科目が設定
学んでいる獣医師は知識はあるけどやっていない人は知識がないということでした。

犬およ び猫のライフステージごとの栄養管理など基礎的教育にはあまり重きをおかれてこなかった

 この通りです。

その疾病と栄養成分との関わり合い、代謝の影響、疾病進行度と栄養管理の関連、他の内科的治療と栄養管理との関連など欠落している部分も多い。

 その通り

 従って小動物臨床の獣医師は、基礎的栄養学の内容を踏まえずに、臨床現場において栄養管理をしていることが多い(基礎的栄養学は重要であり、治療においても栄養は重要な要素 である)。

 そのとおり

疾病と栄養素との関連を知ることは、その疾病をより深く理解する一助にもなる。


 いやー栄養をきちんと管理して、動物の健康を管理してくれる世の中になるといいですね。
うれしいなー(^^♪




 以下本文をコピペ


「序文」より
 獣医学教育モデル・コア・カリキュラムに「臨床栄養学」という新しい科目が設定される ことになった。「臨床栄養学」は栄養学の基礎の上にたって臨床的な病態を理解し、栄養学の面から病態の悪化を防止し改善できるように実践する学問である。
 従来の栄養学は産業動物に対する「家畜飼養学」とか「動物栄養学」など基礎的学問とし て学習されてきた。その内容は五大栄養素(炭水化物、脂肪、タンパク質、ビタミン、ミネ ラル)、生理機能、欠乏症および過剰症が中心であった。一方、小動物医療における栄養学 すなわち、小動物領域における五大栄養素や六大栄養素(五大栄養素+水)の働き、犬およ び猫のライフステージごとの栄養管理など基礎的教育にはあまり重きをおかれてこなかった。各種疾患の治療、管理において栄養の管理が必要な場合、個々の疾患との関連のみ取り 扱われてきたが、栄養素と目的臓器との関わり、その疾病と栄養成分との関わり合い、代謝の影響、疾病進行度と栄養管理の関連、他の内科的治療と栄養管理との関連など欠落している部分も多い。
 従って小動物臨床の獣医師は、基礎的栄養学の内容を踏まえずに、臨床現場において栄養管理をしていることが多い(基礎的栄養学は重要であり、治療においても栄養は重要な要素 である)。本教科書において基礎的部分にボリュームを割いているのはそのためである。疾病と栄養素との関連を知ることは、その疾病をより深く理解する一助にもなる。動物に関する栄養管理学の本は数多く出版されているが(主に訳本)、本書をその導入として、栄養管 理の内容をよく理解し、疾病管理に役立ててほしい。​





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最終更新日  2020.06.10 12:10:16
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