いたち（医達)塾。ナルヘソサプリ　栄養管理で健康を保つ

「お客様はお客様なのですが。。。飼い主さんは命の責任者です」


　これって日々思っていることです。


　25年動物の仕事をしていると、
思うことにも波があり、
ああ思ったり
こう思ったりとイロイロ。


　何を思うか。ペット事業は動物を販売するのが仕事ではなくて
動物の用品を販売することが主ではなくて

私は動物を通じて幸せな暮らしを応援することが役割だと思っています。


　動物の命が大切なら、むしろ人間は動物を飼わなければいいと思っています。


　人間と暮らすので不幸になるのです。
今日も本屋さんで同じ悲しいドンヨリした気持ちになったのですが
​僕たちに殺される命​

　こんな本ばかりのコーナーがあって
人がこの犬種が可愛いといってブームになると余剰の命は処分されている・・・

　目新しい動物が海外に入れば輸入されて
捨てられて先日のタイワンリスのようになる
ミドリガメも、ワニガメもそのような人間の思惑で
野生化して、厄介者になり、追われて殺される・・・


　動物のことを第一に考えるのなら
人間は動物と暮らすべきでないと私は考えているのです。


　でも、動物と暮らして楽しく過ごしたいですよね。
私は今、豚と、インコと、ニワトリと犬がいますが
心の交流は楽しいし、動物たちもうれしそうにしているように
勝手に感じてます。


　ペットショップは動物と暮らして幸せと感じる人に
知識が足らなければ補い、
飼養に困ったらアドバイスをして
動物と幸せな暮らしの応援が役割だと思っています。

　これは私の考えです。



　一方で職業として、収益の為に選択する人もいます。
それはそれで正しいと思います。

　動物を売り、物販を頑張り、お金を集めるために
仕事をするのも普通のことだと思います。

　でも、お金を集めるのを第一にすると
必要のないモノを売り、
動物が病気になれば処分して
健康相談を受けられる知識を培う努力もしないで
売り上げを延ばすために安価販売にして。。。と
　お客様の購買意欲を持つようなことを第一にするでしょう。
　　それはそれで悪くはないと思いますけど
　動物の命の犠牲がなければいいと思いますが、
　しわ寄せは動物に行ってしまうと私は理解しています。



　　お客様しすぎてはいけないと思っています。



　お客様はお客様なのですが、
人間が気持ちよくなる接客等ではなくて
動物が健やかに過ごせる筋道をつけるのが
ペットショップだと思ってます。


　「飼い主」が命の責任者であることを忘れて
動物を苦しめるようなことをしていれば
そこはその行動に同意してはならないと思っています。

　お客様お客様で持ちあげると
やっていることをダメな事だって認識しない人がいます。
正しいことは正しい、
誤りは誤りと
命の責任者としての自覚を持って行動するように
促すことが、お客様を大事にすることだと思っています。


　んー歯切れが悪いですが、
どんな動物でも飼い主さんが口では可愛がっていると良い
一見した行動はその方向に向いていますが
やっていることは動物を苦しめ、苦しい状態に置いている人がいます。
　悪気はないとは思いますが
願っていることと行動が合致していないので
願いが具現化しないのですね。


　そういうときは理由を示すのも
ペットショップの役割かと思っています。
（（反感持たれますけど））


　人間が気持ちよくなりたいだけならそれでもいいでしょうが
関わりたくはないです

　やはり、動物と暮らすには命の責任者の認識が真っ先かと思いますが
いかが思いますか？