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カテゴリ:フェレットの健康
1996年当初は獣医さんに病気は任せておこう!と
取りあえず決めていて、主治医さんにお世話になっていました。 今でも好きで、信頼する獣医さんなのですが 全国はそんな状態ではないことを知りました。 獣医さんは獣医さんのなかで技術や知識が 増えていけばなーと思っていました。 洋書を翻訳すればその答えは有るのだとも思っていました。 2000年くらいには翻訳のフェレット医学書が出てきましたね。 それで追い付けていく道順が出てくると思っていました。 私は私で事業者としてアメリカから情報を集めていたんです。 ただ、結果として私の期待までは行きませんでした。 私の期待。 「フェレットと幸せに暮らせる状態」 これができないのでフェレットの輸入を私は辞めました。 その当時も答えは誰も持っていなかったんです。 私も若かったものですから、答えは存在している物だとバカリ思っていました。 学校の先生は自信たっぷり物事を教えてくれるし。 今から見ると、何度か記していますが 学校で得る知識も事実とは違うようで 時折見解と、教える内容が変わりますね。 獣医師にも世界のどこにもフェレットが病気をしない方法 病気の治り方がその当時判明していなかったのです。 医療行為はできますよ。でも寿命はあるし、 治らなくてもね。と言う感じ。 私はフェレットの医療の結果に満足ができなくて 1998年から調べてきたら、 フェレットには生きる能力がキチンとあることを知ったのですね その能力を発揮できていないから病気になるし、 病気も治らないと知ったのです。 どういうこと? 生きる仕組み。。。生きる仕組みが有るんです 生きる仕組みが機能するには、そのための成分が必要です。 生きるために必要な成分が栄養素ということです。 どんな材料(栄養素)が何処でどのように使われて 健康に過ごせるのかを調べていました。 病気の治り方ではないんです。 病気にならない方法を探っていたのです。 その研究している時の記録ノートを元にしたのが 2002年に発行した「ペットの栄養学」です。 内容は2000年くらいまで学んでいた公表できる範囲の事です その時にはもうわかっていたのは 獣医師は栄養学の知識は乏しいという事実です。 これは2015年の獣医師の栄養学の教科書の挨拶でその事情が分かります。 2020年6月10日の投稿で 抜粋 従来の栄養学は産業動物に対する「家畜飼養学」とか「動物栄養学」など基礎的学問とし て学習されてきた。その内容は五大栄養素(炭水化物、脂肪、タンパク質、ビタミン、ミネ ラル)、生理機能、欠乏症および過剰症が中心であった 私も常々言っていることですが、大学では学んでいなかったのです。 ですから冒頭のカリキュラムに臨床栄養学と言う新しい科目が設定 学んでいる獣医師は知識はあるけどやっていない人は知識がないということでした。 犬およ び猫のライフステージごとの栄養管理など基礎的教育にはあまり重きをおかれてこなかった。 この通りです。 その疾病と栄養成分との関わり合い、代謝の影響、疾病進行度と栄養管理の関連、他の内科的治療と栄養管理との関連など欠落している部分も多い。 その通り 従って小動物臨床の獣医師は、基礎的栄養学の内容を踏まえずに、臨床現場において栄養管理をしていることが多い(基礎的栄養学は重要であり、治療においても栄養は重要な要素 である)。 そのとおり 疾病と栄養素との関連を知ることは、その疾病をより深く理解する一助にもなる。 いやー栄養をきちんと管理して、動物の健康を管理してくれる世の中になるといいですね。 うれしいなー(^^♪ ほんと、この通りで獣医師が自分の口で状態を語ったか-と 本当にうれしくなりました。 事情の好転は、自身の足らないところを感じないとできませんので 「我々獣医師は栄養学を学んでこなかったよねー それを活かそうねー」 と言う風に理解できれば数年後が楽しみです。 最も、大学の授業とは関係なく 自分自身で栄養を学んでいる獣医師もいるので 獣医さん次第で適切に管理をしていただける先生もいます。 動物病院でそれぞれの病気の時にどんな選択をしますか? 投薬、栄養指導、検査に・・・ それぞれを獣医さんごと箇条書きをして 何をしているのか、結果はどうなのか見比べてみるといいでしょう。 続く 本日中に続きを書きだします 小休憩 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.07.01 11:57:47
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