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いたち(医達)塾。ナルヘソサプリ 栄養管理で健康を保つ

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2020.07.24
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カテゴリ:フェレットの健康
この間のカラーの本と一緒に武田薬品の本。


 これは1998年か98年に買ったものだと思います。


 武田薬品の創業者の話から、薬が開発されていく話が漫画になっています。

 ここにフェレットが良く使うリュープリンが紹介されています


 とはいっても、リュープリンの名前ではなくて
ルプロンと言う名称です




 たくさんの本を読んで情報の検証をしたわけではないのですが
書いてあることの紹介として一部記してみます。


 このリュープリンは革新的薬とされています。
それまでとは大きく違うからです。


 何が違うかと言えばイロイロ有るのですが


まず、それまでの日本の薬とは欧米の基礎科学を応用しての創薬で
オリジナルさがなかったというものです。

 そういう面で武田薬品は世界に先駆けて薬を作ったと言えます。


 タッチの差で他社も特許申請していますが
先んじて薬を作ったのです。


 当初乳がんの薬として開発されていたのですが
途中で中断しました。
 理由は乳がんにはすでに治療方針ができていたからです。


 切除することで済む安全性の高い(?)癌に
新薬で命の危険性を持ってまで行うことはないという理由でした。



 そして日本人にはなじみが薄い、欧米に多い前立腺がんに使えないかと
研究が移っていくことになります。



 この薬の前段階に脳の成分の特定がありました。
それには羊の脳みそ27万頭分を分析したそうです。
 地道な研究ですね



 当初は毎日接種していたそうです





 それが時間の経過と共に薬剤が体内では放出されるように
工夫をされた薬です。そういう工夫をDDS(ドラックデリバリーシステム)と言います。
ナルヘソのサプリメント主原料にもDDS加工がされています


 ​お勧めする参考資料


 このリンク先の一番上のPDFがいいかと思います。
直接のリンクが上手くできないのでこちらから





 さて、この本をどこで入手したのかなーと思えば
後ろに書いてありました。ブックオフで100円


 手当たり次第に本を買っていた時に集めていた本のなかに
リュープリンの創薬事情が書いてありました。


 100円なのになんていい本でしょう。

 他では私はこの創薬情報に出会っていません


 武田薬品の開発した薬だと知ってから
度々武田薬品のお薬相談室に電話をして
フェレットに使う事は教えてくれませんが
薬についてイロイロ資料を調べていただいたり
教えていただきました。

 日本で開発した薬で良かったです



 私は常々リュープリンを使うときに栄養補給を
言葉を換えてイロイロ情報発信しています。


 でも、そんなことはどこにも書いてない
私のオリジナル発信の情報です。


 動物病院ではどこもリュープリンを接種するときに栄養管理はしませんね。
それはどこにも薬の仕様書で書いていないからでしょう。

 私は情報提供しても栄養管理をしません。



 してくれないなら飼い主さんは自分でやるしかないですね。



 でも、栄養管理が大切なのは明らかです。


 そもそも結果として有意差がでるので
動物病院では独自で管理「すべき」だと私は思います



 ちょっと前に書いたフェレットをよく診察するという病院で
栄養学を今更学ばなくても今までの方法で十分と言い、
リュープリンをする時に栄養管理が必要ないと言い張り


 1か月後、、、この子は回復が早いですねーと言う。。。


 飼い主さんは心でガッツポーズをしたと喜んでいました。



 そんなの簡単な生理的仕組みのお話です。



 栄養素の補給の大切さを意識しないで治るものも治るわけがないのです。


   頑なな獣医師にはご注意ください。
 柔軟に、謙虚に命に向かい合ってほしいです。
除法を精査して、再現性を高めていく。


 とにかく完治してくれればいうことはないです。
そのためにはありとあらゆる事象を考え、検討し
再現性を高めた治療をしてくれさえずればいいです。


 結果の出ない再現をされて許せますか?




 リュープリンを行う獣医のほとんどは摂取時の栄養管理の
必要性を言いません。あなたはあなたの主治医に聴いてみるといいでしょう。



 私がリュープリンで栄養補給の必要性を言い出したのは
薬の仕組みを調べていてからのものです。

 一時的に性ホルモンが大量に放出されて
一定期間性ホルモンが作られない状態ができる薬です。

 上記のDDS(ドラックデリバリーシステム)加工で
どのくらいの期間一時的に性ホルモンが放出されるのかわかりませんが

 その期間の性ホルモンの栄養で減る分の栄養補給は欠かせません。


 例えばリュープリンで脱毛が改善するのは
一つに栄養不足が原因です。
ですから性ホルモンが多くても栄養が充分あれば脱毛は起こりませんし
リュープリンで栄養管理をしなくても、
ホルモンの影響が無くなれば、性ホルモンで消費した栄養が余り
脱毛が改善する形です。


 であれば、一時的に投薬で減る栄養素を補っておけば
治りが早い、ダメージが少ないのです。


 栄養補給をしてなにがしかのリスクがあるのなら
考えないといけないこともあるでしょう。
でもリスクがなければやっておくことがいいのです。


 それでもリュープリンを接種するのに栄養補給しないという考えもいいでしょう。
知ってその選択をするのならそれもあなた次第です。


 でも、私はそれで数日治りが早いなら
ダメージが減るならやっておけばいいと思いますが
その人次第でしょうね。





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最終更新日  2020.07.24 21:37:44
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