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カテゴリ:ペットの雑学
なるべく先端医療と言うものを受けたいというのが心情かもしれません。
その先端医療と言うのはその時代、国で違うというものです。 動物医療に話を繋げていきますが、 まずは人間の医療で考えてみてください。 病気の時に江戸時代のレベルの医療を受けたいですか? 明治のはどうでしょう。 昭和の初期? 江戸時代の最先端の医療を受けたいですか? それは徳川将軍が受けている医療が最高の当時の医療だと思います。 少し前に読んでいた本はこちら 德川将軍家15代のカルテ こちらにそれぞれの関係者がどのような経緯をたどったのか記されています。 関係ない話ですが、5代将軍綱吉は身長が124センチだったと すごく小柄ですね。 で、その当時の最先端医療は今の知識から見たらお粗末に見えます。 それは検査機械の有無とか薬の有無のことではなく 体の仕組みを正確に理解できていないで やれていないのですね。 私は著書でよく話をする脚気は14代将軍の話をしています。 その当時の医学の限界なんですね。 それが昭和の医学でも、平成でもそれぞれの「今」から観察すると 医学の発展で変わらない治療と、 昔の医療が存在している事がわかることでしょう。 その時、「いま」から過去を振り返ると その当時の医療の限界と、 現実との差が存在しているのは、 未来が今を評価するしかないのです。 では、このシリーズで書きたかった本題にやっとつなぎます。 動物医療は発展の最中にあります。 今の動物医療は発展した未来の動物医療が評価することになるでしょう ペットの医療全体のことを思うことが有っても言いませんが フェレットに限って口にしてみます。 正直、短い言葉で表すと 私は「お粗末」と思っています。 いつまでたってもお粗末です。 もし私が飼っていたとすれば任せきれませんもの お粗末ではなくきちんとフェレットを治していただける 獣医さんの治療は存在しています。 そういう治せる獣医さんの治療と 治せないでいつまでも通院を重ねるだけの獣医師との差は大きいです。 治せないから、良くならないからいつまでも通院することになりますし 病状も悪化しています。これは事実です。 でも、獣医師に通っているから 有名な動物病院だからと変に受け止めてしまっていると 大切なフェレットを傷つけられていることも少なくなく むしろ多いです。 こういう話もしたくはないのですが 飼い主さんには嫌がられるし、 関係者に目を付けられるしマイナスが多いです しかし、フェレットの命を傷つけないように 苦しめないように、 できてはいないけどフェレットを大事に思っている人が 悲しまないようにするには思っていることは言わなければとも 思っています。 長々と、人間医療の発展の話を記していました。 今を評価するのは未来の医療と言うのは理解できましたか? 20年前の2000年の時のフェレットの獣医医療を 今評価したらどうでしょう。 2020年はどうでしょう。 未来から2020年を評価したらどんなものでしょうか 良く考えてみるといいと思います。 できれば今の医療を未来の医療の眼で評価してみることも大切かもしれません。 フェレットの獣医医療は機材の問題、技術の問題ではありません。 人間の医療で見たところの江戸時代、明治期、、、でいうと 私は申し訳ないですが人間の大正期の医療の感じで根拠はないですが思っています。 一見獣医医療は最先端に見えるかもしれませんが ヨーク考えて観察してみてください。 有名で、患者さんが多い病院で安心するかもしれません。 でも、それは本当に適切な治療をされているのでしょうか? 良く考えてみるといいです。 あなたのその安心はフェレットの命を蝕む原因かもしれません。 時間の経過が一番問題です。 どんな検査をして、どういう理解で、どんな薬を使うのか 処置をするのか、経過はどうなのか、症例はどうなのか、 病気になった時に情報を集めましょう。 治療は適切なのか判断するのは飼い主さん自身です。 獣医師に任せる選択も飼い主さんの「責任」です。 大切ならできる範囲で調べてみましょう。 治らないことをいつまでもやられていたら 悪化するだけです。 あんまり言いたくない事実ですが、 よく考えてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.08.02 11:13:21
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