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いたち(医達)塾。ナルヘソサプリ 栄養管理で健康を保つ

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2020.08.02
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カテゴリ:ペットの雑学
私が一番嫌いなのは言動不一致です。


 「言ったらやれよ」と思うのです。


 そのように口にあげたら周りの人はそのように認識しますでしょ。


 でもやっていることが、言葉と違えば
周りの人は困惑するかもしれません。
私は大いに混乱しました。

 「なんで言っていることと真逆のことをしているんだろう」



 別に動物の健康に限らず、夢語りというのでしょうか?
ああしたい、こうしたいというけど、
時間が経過してどうなりました?と
聴いてみると、お金がない、時間がない、○○がない、、、
 やれる算段をするよりもできない正当な理由を探そうと躍起になって
口に出しますが結局はできない人が多いです。
 あなたはどうですか?


 やれない理由を探す人は、いざお金があっても、時間が有っても
次にやれない理由を探して自分を慰めるのでしょう。


 一方やる人はできない壁を越えようとイロイロと苦心します。
お金がなければ借りたり、集めたり、時間は余計なことをやらなくして
作ったり、人の時間を貰ったり工夫しています。


 人を見ているとやれるやれないは、その人の考え方次第なのかなーと
思っています。


 夢語りで楽しいなら結構なので、
そういう夢を語って楽しいと思う人同士で
なさればいいと思っていますので結構です。

 なんかああしたいというので手助けをしても
結局途中でやめるのは夢語りの人です。

 あなたはどうですか?



 もし私が夢語りの人であれば
フェレットの命は一つでも救われていませんし、
私と関係してよかったと思う人、命はなかったのです。


 そういうことです。




 まあ個人の資質はともかく、動物と暮らすことに絞ってみたいと思います。

 言動不一致の方はここでも存在します。



 「小さな家族を大切にしたい!」と言いつつ
やっている飼育は病気になる方法をしている
        病気が治らない治療をしている


 これって何だろうと私は困惑します。


 そのことをお話したくて「歴史の一住民」と言う話を続けています。

この手のことは何度もブログで書いています。


 でもそのたびに嫌われるなーと思いつつ、
小さな命を一つでも救い上げるには
思うことを言わなければという心情で書いています。



 私のお客様のなかでのやり取りは
健康な子もいますし、病気と付き合っている子もいます。
ドタバタ難しい子は今はいません。
みんなそれぞれ穏やかになっているように認識しています。


 長期動物と暮らしている人は「おかげさまで」と言うメッセージが届きます。
以前暮らしていた子たちとの差を感じての「おかげさまです」と
健康になんの不安もなく過ごしているお話を聴きます。


 病気の子も安定しますし、獣医さんから
この子は特別いいですね。ほかの子と違いますと言われましたと
ご連絡も頻繁にあります。

 

 なぜできているのかは、動物の生きる仕組みを掴んでいるので
できています。そして、そうならない原因がわかっているのでできています。



 では、病気になった時、不調になった時にお話を伺って
足らないポイントを見つけてケアするので結果が出ます。

 つまり、その時点では飼い主さんはその子が
健康に成れる方法をしていなかったということです。



 なんでも知る必要はないと思っていますので
困った時に正解を得られればいいと思います。
少し時間が経過して上手く行かなければ
その選択は正解ではないという意味です。
 簡単ですね。少し様子を見れば判明します。


 上手く行かなければ調整するか、変更するかしないといけません


 上手く行かない方法を継続しても良くならないと思います。





 良くなる術をわかれば
不調になりそうな飼育も見ていればわかるんですね。
写真一つでもいろんなことがわかりますし、
戴くメッセージにはその答えが書いてあるのです。


 こういう経緯でこういうことに困っていますということは


 そうなった理由、仕組みを見ているとその文章に答えがあるのですね。


 飼い主さんがわからないでもいいのですが
こうして相談いただいて、その子の正解に繋がれば
健康に成る結果が付いてきます。


 私に相談していただかなくても結構ですが
相談、指導いただくことが正しければ健康に近づくのですね。

 



 不調も収まるものは収まります





 さて、「小さな家族が大切にしているんです。
お金は何百万円掛かっても大切に想っているんです」

 そういう人は少なからずいます。


 金額はともかく、「大切な家族です。
病気になれば看病も厭いません」と言う人はたくさんいます。

 では、そう願う通りに行動してほしいと思います。
そうなるようにある程度本を読んで学んでほしいと思います。

 していますか?


 どのくらいの情報を持てばいいのでしょうか?


 それはそれぞれの動物ごと違いますが
困らない程度には持っていたらいいと思います。


  そして困った時に相談できる先があればよいでしょう。



 そうすることで普段フードをお求めになるお店、
病気になった時に通う獣医さん
お仲間を作っていればいいでしょう。




 このところでテーマに続けている
「歴史の一住民」に話が戻ってきます。



 結論に戻せば、そしてフェレットに限定すれば
獣医医療は私が見るにお粗末と言う感想です。
申し訳ないですが、25年の経験での結論です。



 これはフェレットと暮らしだした当初、
私は輸入、ペットショップに提供する役割で
飼育方法をお店を通じて提供できるようにとたくさんのリーフレットなど
紙面情報を配布していました。そして病気は獣医さんが専門家

 そう思っていました。

 私が輸入業者をする前の1996年くらいに獣医さんに言われていたことがあります。


「外科的なことは分かるけど、
内科的なことは分からない」



 そう獣医さんはおっしゃっていました。
だから私はアメリカから情報を集めていたのですね 


1997年くらいに英文の医学書が翻訳出版されて
知識が増えるよねーと仲間で喜んでいました。

 2万円ほどする本です。


 一時期は中古で10万円くらい値段が付いていたこともありましたが
今検索をしたら18000円でありました


 ​興味がある方はぜひどうぞ



 これを読んだからと言って何とも言えませんが
知的要求は満たされるでしょう。

 でも高価だしなーと思いますね。
図書館で借りられますので読んでみてはどうでしょうか?
 無料ですね((このことも何度か書いています。
やるかやらないかはあなた次第です))




 私は時間の経過とともに獣医師は知識を増やしていくと思っていました
もちろん増えていますが、私の子が病気になった時に
全てお任せしますと委ねられる存在はいないというのが事実です。

 犬なら任せられる獣医さんはいます。


 でも、私はフェレットでは、完全に任せられる獣医師はいません。
 

 相談して方向性を作れる獣医さんはいますが
任せられないということです。



 よく考えてくださいと言うのはこの部分です。


 ではどういうことなのかと言えば、
人間の医療の発展のようなものです。


 人間の医療のようには動物医療は同時には発展しません。
必ず時差があります。


 それは繰り返しますが機材や薬の問題ではなく
知識の面が強いと私は思います。
獣医さんも日夜懸命になされているとは思います


 でも、飼育者として治癒できない存在に任せられますか?


 良く調べてよく考えてみてください。


 治せない獣医師にいつまでも時間を拘束されると
悪化するだけです。



 いくつかの病気で結構です。
どんな治療を、どんな検査をして
どういう経緯をたどるのか調べてみてください。


 大切な家族を任せられますか?



  調べたうえでどうすればいいのか
また考えてみましょう。



 シリーズにした「歴史の一住民」と言うは
繰り返しますが現代の医療から過去を振り返れば
その時代の限界の医療がわかります。


 過去の最先端の医療としても
現代の医療を知っていれば受けたいとも思わないのではないでしょうか?


 過去のその時にはそのくらいまでしかできない事情は
現代医療を知っていれば満足できるでしょうか?


 例えば江戸時代には結核が日本での死因が多かったです。
この結核はいまだに解決していない病気ですが
効果のある抗生物質の登場で完治できるようになりました。


 抗生物質ができる前は
幕末の新選組沖田総司は結核で療養するも、
滋養のある食べ物を食べて、静養が治療でした。

 ちょうどジブリの「風立ちぬ」の番宣をユーチューブで見ていて
主人公のゼロ戦設計しの奥さんが結核で療養と、亡くなっていくことが
表現されています。

 ゼロ戦の採用が皇紀2600年(この2600年の下2桁をとって零式戦闘機と名付けられています)
昭和15年〔1940年)の出来事です。そのころでも完治の治療方法がなかったのです。

 日本の原因疾患別死亡者数の割合と順位では1940年に1位です。
他はウィキで確認ください


 そして結核予防法の制定が昭和26年(1951年)にあり
抗生物質(ストレプトマイシン)の治療が出てきて
治療できるようになっていきます。
 現在では単一のストレプトマイシンのみの方法ではなく
治療方法も変化してきています。


 そう、まだ人ひとりの寿命の範囲で変化した治療方法です。



 では、私たちが2020年の現在に結核になったとしたら、
沖田総司の時代のように静養をするだけの処置をされたらどう思いますか?


 下手に抗生物質で治療ができると知っているのなら
不満に思うかもしれません。


 治療方法を知っていて、やれるのに、なされない時に不満を持つかもしれません。



 高価な新薬でのみ対応できる問題ではなく
やれるのにやられないと不満になりませんか?



 医療的に未熟な海外で調子を崩したときに
日本でなら治癒するのに、その国ではできない場合は
日本に戻ってきたいと思いませんか?



 いろんなケーズが想定されるので
よく考えてみてください。


 地域の医療の差や、時代の差で治せないことは
どれくらい受け入れられますか?



 結核は過去の過ぎ去った感染病ではなく
今でも問題を起こしている疾患です。


 治りにくい結核もありますが
治せる結核があれば治したいのではないでしょうか?




 それが、あなたの通う医師が
白衣を着て自信たっぷりに静養だけの指示だったら
ガッカリしませんか?



 ガッカリと言う表現もおかしなものですが、
結核であるかの検査もせずに、
適切な治療もなされなければどう思いますか?



 本当は現在なら多くが治せるのに
治せないのはその医師の問題です


 ちょっと無理くりな説明ですが。


 もし検査もせずに静養だけの指示であれば
1951年の結核予防法以前の医療ですね




 こうやって医療の評価は未来から過去を客観的にできると思います。




 フェレット医療は現代の科学の限界で病気がならないのではなくて
人間の現代医療を理解していない獣医師は治せていないということです。
 
 

 こう、はっきり書いてしまうと敵を作ってしまうので
本当に嫌なのですが、
救える命を救えなくなってしまうのではっきりと書きます

 


 今回の冒頭の言動不一致
願うことを、健康で健やかに暮らしたいと願ったときに
動物病院頼り切ってしまうことで起こってしまうことがあります。
 残念ですが事実です。



 よく考えてください。

 あなたが願う、動物と幸せに暮らしたいことを実行するためには
良く調べて考えるしかないです。


 続く





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最終更新日  2020.08.03 00:00:20
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