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いたち(医達)塾。ナルヘソサプリ 栄養管理で健康を保つ

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2020.12.08
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カテゴリ:フェレットの健康
まあ、どう考えるかです。



 「雨が降りそうなので傘を持って行きなさい」と、
お母さんがいったとしましょう」


 どうします?


 「雨降りそうもないから」と拒否しますか?

 とりあえず持って行きますか?


 どうします?



 それが雨が降れば傘を持っていて濡れなかった。
雨が降らなかったら、「降らなかったねー」で終わるかと思います。


 もって行かずに雨が降れば、濡れて寒い思いをするかもしれませんね
最悪、風邪を引くことになるかも。。。



 最近は天気予報が良く外れるので
天気予報もなかなか当てにはなりませんが


 雨が降るといわれれば、折りたたみ傘を持って動くのも
選択になりますね。


 寒くなりそうだからと、
一枚羽織るものを持って行くのも
用心しての行動です。





 栄養管理をする時にその栄養素が足らなくなりそうだからと
事前に補給しておくことは病気の予防にもなります。

 ただ、足らなくなりそうな傾向が見えるだけで
実際には何もやらなくても不足せず、
不足したところで短期間なので不調として現れないかもしれません。


 ヤルカヤラナイカどのように選択をするのかです。



 病気の時に薬を使えば、その薬で減る栄養素を補うのも一つの行動ですし



 ちょっとした異常が見えるので、少し栄養管理をするのも
大きな病気にさせない予防にもつながります。



 ヤルカヤラナイカどのように選択をしますか?




 まず、リスクを考えましょう。
それをやって健康被害が有るか、
口にしにくいものなのか、
費用はどれくらいかかるのか・・・等検討項目があるでしょう。


 ハイリスク ハイリターン
 ノーリスク ハイリターン
 低リスク ノーリターン

 いろんな組み合わせありますでしょ。


 どうします?





 私は経験があるので、やってメリットがあれば
やることを選択することが多いと思います。

 ケースバイケースですけどね。




 先日、黒い便をして調子を崩した子の相談がありました。
非常に調子が悪いので、病院に行くことをお勧めすることと
メレナを疑い、有る栄養素の補給方法をお伝えしました。



 黒い便は肛門より遠いところの
腸内で出血があり、血液の鉄分の酸化が黒色を示すことが有ります。


 正直、想像するだけで何もわかりませんが
獣医に行くことと、メレナを想定しての栄養補給をお話したのです。


 ある成分と言うのは止血に需要なビタミンKです




 病院に行ったところ、極度の貧血で入院をすることに





 感染症も疑われるので抗生物質の投与がなされるということです。




 診察が終わった後、ワンアドバイスで「ビタミンKの補給をしてくれるか
抗生物質でビタミンKを作る腸内細菌がダメージを受けるので
上手に問い合わせしてみたらどうですか?」


 と話を振ったところ
「ビタミンKの補給はしない、抗生物質でビタミンKが不足するとは思わない」

 と言う返答で頑なに返答されたということです。





 大まかに貧血には血液を作る能力に問題があるか 
出血で血液が減っているかです。

 

 貧血までは考えていない段階での黒い便は
内出血を疑い、確認の検査をすればいいですが
しないなら、とりあえずビタミンKを与えていればいいと思いますが

 しないそうな。




 抗生物質でビタミンK不足になるとは思わない」と言うのは


 確かに、これは論点で、抗生物質の長期投与をすると
ビタミンK不足で問題が見えてきます。


 抗生物質でビタミンKを作れなくなり、
時間が経過してそれまであったビタミンKが消費され
作られないことで不足症としての症状が見えるまでは
時間がかかります。


 これは出血をしていない段階からのスタートで
時間的猶予が有るのです。



 すでに黒い便をしている時には
もしかするとビタミンK不足が有るかもしれません。


 わかりませんけどね。


 その時にKを補給せずに、抗生物質を続けていると
すでにKが足らないか、Kが作れれなくなるかわかりませんが

 そんな討論をせずにKを与えていればいいと思うのです。
出血を疑われ、抗生物質を使うわけですから。


 これは私の考えです。





 で、ビタミンKを与えるのにリスクが有るか


 大量に与えれば問題は出ますが
適量を把握して使えば問題はありません。


 費用はどれくらいか。。。
極端な話私が伝えた方法はほぼ「0」円です


 お家にあったものを使って造ります。



 
 健康被害はないし、お金もかからないし
口にするのも負担が無い私的には「ノーリスク」です




 それが問題が想定通りであれば
K不足を改善し、良くなるでしょうが、
逆の場合は、すでにK不足で
抗生物質でKの製造を抑制することでKの供給が減り、無くなって


 出血が止まらないとしましょう。



 メレナと判断されるような状況になり
それでもやらなければ落命するでしょう。




 つまり、命の危険があるときに
ノーリスクの方法を選択するのはどうでしょう。




 当たれば命を救えますし
「K」不足と当たらなければ可もなく不可もない


 ではK不足の想像が当たっていて
Kの補給をしなかったら、落命でしょう。




 問題が大きくなる前に
少しの兆しを受け取ってケアをするのは
私は良いことだと思います



 ただ、しゃくし定規に考えるのではなく
その場の状況で判断をして行動をすればよいと思います





 結構な数ですが、獣医師が見落とした問題を
解決することが有ります。

 この間も複数ありました。

 獣医さんはしっかり対応していただきたいものです。と
思っています。





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最終更新日  2020.12.08 01:26:35
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