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カテゴリ:フェレットの健康
誤診・・・誤った診断・・・
今回の件は私は誤診ではないかと思っています。 それは一つにアルブミン改善の方法をして スッと良くなった事からイロイロと。 こういうこと言うと、それをしなくても治ったんじゃないんお? とかいう人が出てきますが。 どうして水がたまったのでしょう。 私はその原因を浸透圧の問題で、低アルブミン症を疑っています。 獣医さんはリンパ管の問題という。 これは血液検査をすればアルブミン値が幾分改善していると思いますので 私がやったことの結果は分かると思います。 ただ、飼い主様がどういう飼養をなさっているのかわかりませんので お話を伺わねばなりません。 他の子と同じように飼養していてこの子に問題が現れた要因を 私は10月を経過したことと、アンゴラであることを疑います。 要するに時期的な問題です。 それじゃあ、わかんない? そんなに難しいことではないので、問題をつなげて理解してみると いいと思います。 アルブミンが改善していたからと言って 水の問題には関係なくない?と言うことも言われそうですが。 考えてみてください 私は浸透圧の関係で水が細胞から出て来るという説明をしています。 それが低アルブミン血症と言う病気です。 基準値の一番低くても起こるとき葉起こりますというか 血液検査の時の数値は瞬間値なのでもっと下がっているかもしれませんし 普段はもう少し高値かもしれません。ともかくこの数値を改善することに なんの躊躇することも無いのです。 で、野菜に塩を振って水が出る状況と同じとお話をしました。 同じというか似ているでもいいです。 では生き物のナメクジに塩を振ってみることに重ねてみましょう。 浸透圧の関係で水が出て小さくなりますね。 では、水を出さなくするためにはどうします? 塩を洗い流しますね。 野菜は難しいですが、ナメクジは生き物なので 復活させるには塩を拭い、水分を与えると元に戻りますね。 こういう事です。 どういうこと? 低アルブミン状態で浸透圧の関係で細胞から水が出ているとすれば アルブミンの状態を整えて浸透圧を整えれば 細胞から水は出てきません。そして時間が経過すれば 細胞は水を含み復活します。 9日後に200g戻ったというとは ナメクジを洗って塩を取り除き、水分を与えたのと同じ事です。 何にも無理のない簡単な出来事です。 リンパ管の破損と言うレアケースを論じる必要は何もありません。 正直今回は元気になってくれたので良かったのですが これは死んでいるパターンです。 だって、低アルブミン症とすれば 浸透圧が崩れているのをそのままでいれば いつまでも水は出てきますでしょう。 すでに4回抜いた水を又抜かねばならないでしょう。 そうすると、突然死することになります。 よく死ぬパターンの一つです。 ですから覚えておいてください。 水が溜まるときには、総蛋白とアルブミンの値を確認! 皆さんへの教訓としてください。 ほんと、命が助かってよかったのですが 獣医師の誤診・・・訳の分かんない診断で命を危険にされる 命を落とすことをたくさん見てきているので、 危なかった状況を手助けできてうれしい反面、 私は自分の子のことのように怒りを持っています。 実際のところはどうなのかわかりませんけど、 私の経験にともなう想像を加味して考えるとコンチクショウと思っています。 はっきり言って、この水が溜まり、抜くという処置の後に 経口対応でも、点滴でもいいのでやっておけば2度目の抜くことには いたらなかったと思います。 本当に対応方法を知ってしまえば大したことないので 無料で行っているサプリメントの相談をしていただければ これをどうですか?と言える程度で 有料相談を選択いただければ お話をうかがいより適切な対応ができると思います。 すごーく平たい簡単な表現とすれば タンパク質不足なんですね 2度目の水抜きはなかったと思う・・・というか これまでそういう事例では1回で終わることが多かったので。 今回も調合した粉をお送りしたのちに、 水を抜くことは有りませんでしたでしょ。 そういうことです。 今回はお金を私からは請求していないので好きなことが言えます。 調合した粉で、低アルブミン血症であればすぐに治ると思っていました。 ただ、低アルブミン血症であるかは私の経験による推測です。 大学でタンパク質について2年間詳しく学ばせていただく機会があり 論文からいろんなことを教わり、教授にも個人指導いただいて フェレットはこうなんですけど・・・と毎回授業後に その日の授業に関連して質問をするようにしていました。 授業内容に沿っていれば答えていただけますものね。 で、食べ物がいかに血液データーに左右するかを学んだんです。 それが多いに活きています たぶん、今回の上手く行ったのはこのタンパク質について学んだ 2年間の学びの中での情報だと思います。 さて、私は獣医師による誤った診断・・・誤診ではないかと思っています 誤診によって亡くなって、「誤診だー」って騒いでも 裁判をしてもなかなか思うようには行かないのが現実です。 糖尿病の処置で死なせてしまった獣医は60万程度の 支払いをしたということですが 死んでしまったら戻ってきませんし、 裁判のコストを考えると60万ではもちろん赤でしょう。 でも、裁判をやった意義はこの飼い主さまにはあったのでしょうね。 そういうペットの裁判事例を読んだかすかな記憶はあります。 飼い主さんは、誤診に伴う医療費返還請求はしてもいいと思います。 まあ、お金で今回は済んでいるので 勉強代だと思って受け入れるのも良いかもしれませんが 通院状況を見るだけでも、いくらいくら支払っているだろうなーと言うのは 想像に難しくありません。 ただ、誤診ではないかと指摘し、 今後の患畜さんへの教訓にしていただきたい面もあるので 私は指摘もしてみたい想いがあります 飼い主様さまと病院との関係が悪くなるのも嫌ですので 無理なことはできませんが、 低アルブミン血症の可能性の理解、アルブミン値の低さのケアを しないと他の子でもやるでしょうね。 いいですか、動物病院は治療をするのが仕事です。 治療をして、医療行為をして対価を得ます。 決して治すことが仕事ではないのです。 似ているけど少し違います。 治す・・・健康にしてくれるよね。と言う期待が 私たちにはありますでしょう。 でも、簡単に治してしまえばお金を得られないのですよ。 治らず、通院していただき、検査をして 投薬を続けば収入は増えるのが動物病院です。 私のように無料で、お金をいただいてもいいですけど 1回で簡単に健康に戻してしまえばお金にはならないんです。 良くなりませんねーと言いつつ、 水を抜く処置をして、 毎週通院していただき、 2か月後にはドレイン手術をすれば いくら収益になるのでしょう。 治らなければお金になるのが動物病院です。 このことは少しきつい言い方とも思いますが よく理解しておくといいと思います。 私は、やって良くなる術を知っていれば 苦しむ子がいれば良くしたいと思ってしまうので良くないですね。 まあ、この低アルブミン血症に有効なパウダーを20万円と言う商品を 開発すればいいんでしょうね。 薬への登録は調べているのでできますが 動物実験をしないといけないというので 私はやれない心の柔さがこの仕事には向いていないんですね。 ともかく、裁判をして裁判官にジャッチをしていただくのもいいですが 元気になってくれた私はうれしいです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.12.13 23:28:13
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