885219 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

いたち(医達)塾。ナルヘソサプリ 栄養管理で健康を保つ

いたち(医達)塾。ナルヘソサプリ 栄養管理で健康を保つ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

2020.12.18
XML
カテゴリ:ペットの雑学
​さて、前回の教科書の間違えの続きです。


 前回はタウリンはアミノ酸ではないという指摘でした。
まだこの画像に誤りがあります。


 分かりますか?見つけてください。






 分かりましたか?








 では答えです。





 「タウリンは~中略~含硫アミノ酸であるが」の次です。



 猫では酵素の欠如から合成能が不十分であるため、
タウリンの要求量が他の種に比べ顕著に高い



 この部分です。




 欠如と言う言葉は「欠けて足りないこと。ないこと」


 で、タウリンを合成する酵素が「なく」て(合成能が不十分であるため)


 結論の「タウリンの要求量が他の種に比べ顕著に高い」

 と言う文章になっています。


 この部分は出版社にはまだ指摘はしていないので
返信があれば再度指摘してみようと考えています。


 
タウリンを合成する酵素活性は人間よりも多くあります。
 つまりタウリンを作る酵素もあるし、
合成能力が不十分とは言えないのです。


 これだけのことなのですけどね、

 欠如・・・欠けて足りないこと。ないこと」については
酵素は有るというので簡単な誤りです。



 結論の
「タウリンの要求量が他の種に比べ顕著に高い」
私は正しいと思いますが、その理由が正しくないと説明をしています。

している?

 猫はタウリンの利用効率が悪いので、
自身で作る量では自分の健康を守れないということです。


 これは犬や人などと機能が違うために起こることです。

2012年発行した著書「ペットの栄養学2」で紹介している情報は

 【タウリンの酵素活性力はねずみ512 犬492 猫7 人0.2】
です





 猫は人よりも酵素活性は強いですよね。








 ということで、冒頭の1文で2つの誤りがある教科書ですね。
それを指摘できない獣医師の皆さんにガッカリです。



 最期に生さんが見つけてきた​ロイヤルカナンのHP​を紹介します。


 こちらのタウリンの説明には間違えを今のところ感じていませんので
参考になさるとよろしいと思います


​ 別にタウリンがアミノ酸かどうかは本当にどうでもいいのですが
間違った情報が普及することが嫌なので
また間違っているところを見つけたら
指摘して修正していただこうと思います。

 間違えのある本がありましたらお知らせください





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020.12.20 00:24:52
コメント(0) | コメントを書く
[ペットの雑学] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X