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いたち(医達)塾。ナルヘソサプリ 栄養管理で健康を保つ

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2020.12.22
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カテゴリ:フェレットの健康
インスリノーマから腹水胸水に進展することがあります


 先日の投稿で「誤診」としたのは
同じ腹水胸水でも少しパターンが違うことですが
よく似た経緯で起こります。


 「未病を癒す」は、「予防」に近い言葉ですが
予防は各自イメージが出来ている言葉ですので
耳慣れない未病をテーマにお話を展開しようと思います。



 前日の「誤診」というのは、誤診が「誤った診断・診療」で
私は獣医師の判断は間違っていると考えますし
私の手法で結果が出ました。


 すごく単純なことなのでとても腹立たしい思いをします。
今も思い出すと腹を立てていますから。




 先日の​「誤診」​だというお話は
まだ書いていないことはたくさんあります。


 その第一のメッセージをいただいて
すぐに調合を設計したのは理由があります。
 メッセージで見るべきポイントがあったのです。



 本当に時間がギリギリで、そのタイミングを逃せば
21時まではヤマト運輸の中心の支店に持ち込めば何とかなりますが
すぐに出す。それを考えました。


最初のメッセージはこちら。

「今月に入って2歳になるオスのアンゴラが不調でして、胸水が溜まってしまいます。
診断では、リンパ管に穴が開いていてリンパ液が漏れている様子です。
直近1週間では50ccの胸水を抜きました。
炎症を抑える抗生剤を内服させていますが、毎週抜くのは何とも不憫で・・
効果の見込めそうなサプリはありませんでしょうか?」




 大切なのは一番上。

今月に入って2歳になるオスのアンゴラが不調でして、胸水が溜まってしまいます
 


 2歳で
 アンゴラ
 胸水


 キーワードはコレ。


 胸水で低アルブミン症を疑ったのは
フェレットで多く発生する原因だからです。


 そこに、アンゴラということが低アルブミンを推測する手助けになります


    なぜか。





 そのことは書いていませんね




   アンゴラだからです。





 なぜ?長毛種だからです。普通のフェレットよりも
毛が長くその材料が多く必要になるのは理解できるでしょう



 そして、メールには書いてはいませんが11月であることも
低アルブミン・・・つまりタンパク質不足を想像する要因になりました。




 換毛期ありますでしょ。換毛したのかしなかったのかわかりませんが
通常は換毛期を挟みます。つまりタンパク質消費が起こる
「時期」なのです


   「なのです」と言われてもね。。。当たり前のことなのですが。



 換毛を上手くできない子はその材料となるタンパク質不足
それに関わる栄養不足も原因です。
 次の毛の材料がなければ上手く行きません



 そういうことで換毛はその前から普段よりも多く必要になる栄養素が
存在するのはみなさん理解してケアをなされていると思います。



 こういうことで季節的ケアのポイントになります。




 このタンパク質不足を想定するのは
胸水、アンゴラ、書いてはいないけど11月という事です。

 で、低アルブミン血症は
アルブミンは肝臓で一番多く作られるタンパク質で
補給のタンパク質が足らなければアルブミンも作られなくなるのは分かりますでしょう。


 そうすることで低アルブミンになる原因は一つがアルブミンの材料不足
つまりタンパク質他が足らないということです。

   この「他」と言うのはアルブミンが作られるときに必要な栄養素の意味です



 


 低アルブミンになる原因はもう一つ
肝臓が状態が悪くてアルブミンを合成する能力が落ちている事

 この時には点滴等他の選択がありますが
今回はメールで2歳と言うのがわかっているので
材料不足かな?と推測しました。


 あくまでも推測です。


 でもこの推測通りだと命がすぐにでも危ないと思いましたので
調合発送をしました。


 これは配合自体は普通の栄養素なのでリスクはない配合です。



 メールには栄養管理をしている旨は有りませんでした。
やっていることは水を抜くことと、

炎症を抑える抗生剤を内服



 胸水に抗生物質の必要性も良くわかりませんが
炎症しているのでしょうね。


 その炎症は細菌性なのでしょうか?

 炎症を抑えるならステロイドかな?




 風邪の時に抗生物質を使うのは
細菌で肺炎にならないようにするためで、
炎症を抑えているのではなく
炎症を発生する細菌を抑えているのですね。


 そもそも、抗生物質は人体や動物には何も作用しない薬です。


 ですから、存在している炎症を止めるというよりも、
炎症の原因を抗生物質で抑えて炎症をしないようにする
今起こっている炎症は自然治癒するであろうという対応なのでしょう。
 ほかに炎症を抑える処置をしていれば別ですが。



 


 一番、謎なのが



診断では、リンパ管に穴が開いていてリンパ液が漏れている様子です。




 こんなレアな病気なの?
獣医師のいうことを真に受けてはなりません。

 「真に受ける」表現もあれですが


 獣医が言うことをはいそうですかと
アドバイスしてはいけないってことです。


 その病気を裏付ける検査等あるか?が大切で
そういうことを私は普段からお客様に確認するようにしています。

 そうすると結構獣医師のいうことが怪しいことがたくさんあるんです。




 インスリノーマ等獣医師は管理できなくて
4件ほど病院をはしごしても上手く行かない子を
簡単に発作を起こさないようにできたこともあります。



 獣医師がいうことが必ずしも正しいわけではないってことです



 おかしいなーと思えば、指摘しますが
順法精神のある私はそれ以上のことはできません。



 で、誤診では経験的にタンパク質不足系を思い浮かび送ったという事。
お話をうかがって当たっていればいいし
外れていればまた考えます。

 調合したものは強いものではないので健康被害は一切起こさない
配合になっています  

 で、先の投稿の通り、想像通りの血液データーたので
そのまま利用いただいて良くなったという
タマタマ良くなったってことです。




 まあ、「獣医師の診断は誤りだと思っていますし、
そのまま行ったら命はなかったというのは先の通りです。」



 今回は「未病」についてのお話で
インスリノーマで起こる腹水胸水のお話に続けるために
先日のお話をいたしました。





 インスリノーマの時に腹水、胸水になることが有ります。


 これが発生する原因は簡単です。


 例外もたくさんあるとは承知で断定的に言い表せば
「糖新生」の為です。


    終了・・・



 これで腹水胸水に事情が結び付けれればそれだけの知識を持っていることですし
ちんぷんかんぷんな方はまだまだ情報収集が足らないと思います。

 とはいっても難しいことだとは思いますので
一般的知識ではないと思っています



 インスリノーマで不足する血糖を補充するためにブドウ糖を作る作用が糖新生です。


 その糖新生にはアミノ酸(タンパク質)やいくつかの成分から作りだします。

 そうしたことが起こり続けるとタンパク質が足らなくなると
毛の艶も悪くなっていきます。

 

 その先に低アルブミンを発症し腹水胸水が出て来ることになります。


 

 そうならないように私は管理でタンパク質の補給も欠かさずに行います。



 これは腹水胸水になる予防のため、未病の為の対応ではなく
インスリノーマのケアのための対応なのですね。



 インスリノーマでステロイド、ジアドキシどしかやっていなくて
腹水胸水になった場合は、タンパク質不足にしたのは
私は飼い主さんの管理で、飼養の失敗だと思います。


 申し訳ないですが、動物病院に行っていようが
タンパク質を補給しないでタンパク質不足にさせ
挙句の果て腹水胸水にさせてしまうのは飼い主さんの責任です。

 そうならないようにきちんと管理をして
腹水胸水になるべくならないようにいたしましょう。





 病気は派生する症状や新たな病気が存在しています。
綺麗な相関図にはなりませんが広がる関係が見てとれます。




 インスリノーマの時に腹水胸水に派生する関係があります。
必ずなるとは言いませんが、そうなる予兆は血液検査でも
見た目でも起こります。その先に腹水胸水の問題に繋がります。




 こういう時にはそうなるなーと思いつつ、放置して
病気を発生させ、ヨシ治しましょうと治療をするのが
動物病院は医療費をいただく上で、病院としてはいい方法です。
 私たちとすれば不愉快なことですが。


 様子を見ましょうと言う選択で病気が増えて
治療しましょうって。。。この野郎って思うことが有ります。


 

 私はその道が苦しみがあるとわかっていれば
リスクを検討して病気にならないように
提案してはいます。

 提案しないまでも、インスリノーマの対応で
セットの対応の場合、有償無償問わず調整をする場合があります。

 その時には細かいこと言わずに想定する問題が出ないように
未病で終わるように私の方で対応をしています。



 栄養管理はやったところで上手く行かないこともあります。
それは寿命があり、命には終わりがあり
加齢に伴う老化が有るからです。


 それでも体は食べたものを材料にして
機能するように出来ていますから
栄養不足で健康でいられる理由はないのです




 何かの病気にならないように
特定の病気、不特定の病気にならないように予防すると言っても
なかなか言うほど簡単なことではなく


 栄養補完の管理をすると
体に生命力があればキチンと材料を活用して
病気にしにくい体を作ります。


 これを予防というかなんというか


 腹水胸水も原因は2つのパターンで
そのパターンのなかには複数の原因があります。




 インスリノーマから派生するのは2つのパターンの両方存在しています。


 どんな場合にも病気を増やさない意識で
全方位意識を延ばして健康管理をしたいものです。




 インスリノーマの管理は栄養補給の管理と条件を絞って行っても
イロイロやることが有りますし
変化する需要を追いながら、時には先読みして対応をします。
必要になる栄養バランスも絶えず変わります。


 そうして腹水胸水にならないことも頭の片隅に置きながら
なってもいいのですが、ずっと調整管理しているお客様で
発生していないんじゃないかと思います。




 単純にインスリノーマで糖新生によりタンパク質消費が増えるので
タンパク質不足にならないように注意しましょうってことです。


 長くなってまとまりに欠けますが、
せっかくなので発信します。



 未病で終わらせる・・・これは理想ではないですか?





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最終更新日  2020.12.24 19:42:11
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