お粗末だなーと一番最初に思ったのは、尿路結石のことだったと思います
というのは獣医師が新しい結石を作って、治せなくなっているんですね。
なんだよそれって なりました。
病気を治しに病院に行って治療を受けて
問題をさらに大きくなる現実。
今はどうなんでしょうね。
結石は膀胱・尿路・腎臓で酸性やアルカリ性の環境が続くと
そこでできていく塊です。
酸性でできる塊は、アルカリ性の環境で溶けます。
そしてその逆もあります。
一方の環境になっていると、できる結石がありますね。
酸とアルカリを車のワイパーと重ねて考えてみてください
例えば右が酸、左がアルカリとして(左右はどちらでもいいので内側から見てとか
外側から見てはどうでもいいです)
右にズット行っていれば雨がフロントガラスを覆いますし、
逆もしかりです。
右、左と動いているから雨をぬぐうことができるわけです。
まったく同じように例えられるわけではないので
ざっくり、酸-アルカリが動いて、動くたびに結石が消えると認識してみてください。
大阪に毎月(12月以外)勉強に行っていた頃は
1年で3回も尿路結石の話題をテーマにされて、
なんで何度もやるのですか?と主催者さんに尋ねたことがあります。
13時から20時までの勉強会の一コマで尿路結石を繰り返すのですよ
私は数年通っていたので、覚えてしまうんですよ
お金を出して時間を使って同じ話をされてもねーって思うわけですよ
そうしたところ回答の主旨は
たくさんの犬猫が尿路結石で、獣医が治せず問題を悪化している大きなテーマだ
そんなような回答でした15年ほど前のことでしょうか?
1998年から尿路結石は行く講座でよくテーマにしているので
対応方法は良く頭に入っているのでそんなに難しいとは思っていないのですね。
ただ、時間が経過して大きくなった結石は手術の手段になるのでしょうが
初期に対応すればスーッと終わる問題だと認識しています
それが獣医師が問題を大きく、結石を大きく育ててしまうから問題だって話だったのです
酸-アルカリの行き来を止めてしまって、一方の結石を消そうと療法食を与えるのですが
その結石は消えるのですが、逆サイドの結石を育ててしまうんですね
システイン結石だったと思いますけど、大きくなるやつです
食べ物は酸性、アルカリ性というより、中性の物を食べますね。
というか、一つのものがあれば中和して落ち着くので
酸性もしくはアルカリ性のキツイものがあるわけでもないのです。
もちろん、そういうものもありますが、問題は食べることではないんですね
というのは、胃の中はPH2の強い酸性です。
胃酸で満たされた胃に食べ物が入ると、
中和されて酸性が弱まってくると胃の出口(幽門)が開いて腸に進むことになります。
腸は弱アルカリだったかな?
なので、いくら酸性が強かろうとも、アルカリ性が強かろうとも、
胃の中でそれなりに落ち着くんですね。そうでなければ腸に進めないので
では、なぜ胃の中は強い酸性なのでしょうか?
胃酸のためなのですが、胃酸はHCLで水素と塩素ですね。
塩素の材料は塩からってことでしょう。
そうすると酸を作ると、どっかでアルカリも出ているわけで、
体は酸アルカリを何処かでバランスをとっているのですね。
膀胱にたまる尿も酸性とアルカリを動くんですね。
そこの動きを作るのが大切なんです。
ご注文の製造があるので続きはまた