インスリノーマの発作をなくそうと調合をしました。
発作をしなくなるといいですね。
インスリノーマの発作をなくすることは
治療でもないし、薬が必要でもないと私は考えて
発作を起こさない暮らしを作っています
たくさん管理をしている人はいますが
継続のお客様で発作を繰り返している人は今は
一件もありません。
これは治しているわけではなく治っているわけでもなく
ただ、発作をしないだけで、そんなに重要なことではなく普通のことです。
これは何に近い感じかと説明をすると
食事をするタイミングなんですね。
まったくおんなじではないし、イメージ的に
身近な空腹と重ねてみたいと思います。
「空腹を感じる」 「腹減ったー」という感覚が
インスリノーマで起こるよだれとか虚脱感の発作のタイミングとしましょう。
実際は違いますよ。もっと発作は重篤ですがそこはイメージとして
今は多くの日本人の食事の回数は3回です。
しかし江戸時代には2回だったようです
イスラム教の人は断食月があり、陽が出ている時は
物を口にしないそうです。
空腹を感じさせない・・・をミッションにするときには
おなかがすいた状態になる前に食事をすればいいんですね。
そうすると、朝昼晩と定期的な食事のタイミングと量で
空腹を感じさせなくもできるでしょう。
インスリノーマの発作ではこのことを追求して
発作を起こさないように先回りして管理をするってだけです。
ポイントはすごく簡単なことです。
それを実行するのは一工夫必要ですが
空腹感は消化管内の内容物の量で判断するのではなく
動脈と静脈の血糖値の差で感じる感覚です。
それは空腹を感じてもしばらく放置すると
空腹感が消えるのはそういう脳の反応ということを裏付けています。
ですから血糖値の管理を上手にできればいいわけで
急激な血糖値の上昇を招かないように糖の補給としての
飴を食べるだけでも空腹感を感じる時間を延ばすことができます。
一回の食事で長時間の空腹感を感じなくなるのは
消化して血液中にブドウ糖が入ってくる時差ができるためで
例えば
コップに氷をいれて水を長時間供給できるようにするのと同じようなものです
もし、コップに穴があいていれば
液体になった水は外に出ていくことになり
それが体にとってはエネルギーとして消費されるブドウ糖と重ねることができます。
一度に糖があっても、使いきれないものはグリコーゲンや
脂肪に合成されることになるので
大量の糖があっても仕方はありません。
持続的に供給されることは大切なのですね。
氷が溶けて水になっていくように。
これからの時期に水筒に氷を入れて溶けるのを待ちながら
水分補給をして、氷はあるけど、液体がない状態ってありますね
持続的に冷たい液体を供給するのは
生体にとって消化管から持続的にエネルギーが入ってくることは
とても好ましい空腹を感じない要素なんですね
同じ量のブドウ糖の供給があっても、一気にブドウ糖を供給しても
色々体は大変ですが、すぐにおなかが減ります。
しかし、同じだけのブドウ糖量のお餅を食べても
ゆっくり血液に入ってくるので空腹になるまでの時間が長くなります
腹持ちの良い食材があるのはそのためです。
エネルギーの供給はいろんな方法があり、
食べる以外の方法があります。
エネルギーは体温上昇で、運動で消費されますが
空腹感を感じたときに血糖値はそのまま下がり切りません。
上げどまりがありゆっくり下がっていくグラフの傾斜が変わります。
これは血糖値が下がってくると、下がり切らないように
ブドウ糖を作り出す作用が生まれるためです
グリコーゲンからブドウ糖を作り、タンパク質などからも作り出します。
もっと細胞が飢餓になると脂肪を燃やしてエネルギーにします。
ケトン体代謝です。
体に脂肪の蓄積がある人は、脂肪の燃焼をする前に食事をするので
痩せにくいんですね。また球体は表面積で最大の容積を持ちますので
外気に触れる面積が小さくなります。外気の影響が減るということは
体温が奪われにくく、保温されるので、体温のためのエネルギー消費が少なくていいので
結論として太っていると、痩せにくい傾向があります
省エネって感じでも多少の差異はあってもそんなイメージです。
では、太っている人は脂肪の蓄積としてエネルギーの貯蔵は十分あるのですが
結構、バテやすい人っていませんか?
それは貯蓄はあるけど、使えない状態にいるのですね
銀行にお金を預けた定期預金のようなものです
定期預金を使えるようにするのはちょっと工夫が必要です
先ほどのコップの氷の状態で液体を早くたくさん得るには少し工夫が必要です
熱を加えればいいので、冷たいですが手で握ってみるといいかもしれません。
では、体の脂肪やタンパク質をエネルギーに使うにはどうしたらいいでしょう。
それがインスリノーマで発作を起こさないようにするポイントです。
理解が難しいとは思いますが
獣医さんが出来なくて発作が収まらない状態であれば
飼い主さんが獣医さんの知識を超えるだけ習得しないといけません。
獣医さんの情報量を超えるのは簡単なことではないので
難しいんです。
難しいからとあきらめるのも
この子を助けたいからと頑張るのも
飼い主さん次第ですね
結局、上手に管理できない獣医さんの言いなりになって
そのまま命を失うことなく、可能性があれば
やってほしいことです。
また、獣医さんがこの情報を取り入れて飼い主さんと
一緒に健康を管理できていくのが私は理想です。
ちょうどこんなメールをいただいていましたので
無断ですがうれしかったので掲載させていただきます。
永池さんからの資料も先生にお渡ししたら大変興味深そうに受け取られ、私も興味深い問題なので熟読させていただき研究して生かしたいですと、資料を提供頂きありがとうございますとお伝えくださいとのことでした。
こうして、情報を情報として検討して
活かせることがあれば活かす気持ちのある獣医さんならうれしいなーって思っています。
どんなことも、飼い主さん次第なんでしょうね。
でね、かき出したことの結論は
インスリノーマの発作は、発作をおこさないようにすることだけで
治しているわけではありません。
これ大切。
逆をいうと、発作を起こすのはその飼養に問題点があると私は思って
その改善点を見出し、対応をして発作をなくしています
うまく行けば発作は置きませんし
発作がなくなればその前の飼養方法に問題があったと
振り返っていただければ今後の生活にうまく行くと思います。
別に薬を使わないでも発作はなくすることができますから
穏やかに暮らしてほしいと願っています
うまく行くといいですね