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カテゴリ:インスリノーマ フェレット
先日、発作をでお困りの方の電話対応をしました。
調合の依頼を受けましたので、 発作が起こさないようにと調合をして 口頭で説明した内容で大切なポイントを文字にして お送りしました。 すごく不安に思っておられたので 私としては心の不安を払拭するには 希望を感じられる情報かと思いまして フェレットの愛し方2のインスリノーマの20ページ分 インスリ冊子20ページをお送りし、 個別のポイントをまとめて書いたものです。 せっかくですので個人情報を省いて公開します。 参考になる皆様がいらっしゃれば幸いです。 個別健康相談は30分3000円+税で承っています 不安に思う時にはお早めにご利用ください。 〇〇さま 早速レシピを考えて御用意しました。 1日 ベースサプリを1包み与えてください。複数回に分けてください。 血糖値40mg/dl 体重1.3kgで製造をしたので、量が多くなっています。ご飯を少し減らしてでもご利用ください。ご飯に近くタンパク質、脂質を含んでいます。 インスリノーマの発作を消すための強めの配合です。1日1包み使いきれなければ、翌日は新しいものをご利用ください。残ったものは集めていて後日ご利用ください。薬(薬効成分)を利用せずに栄養素の組み合わせで健康管理をします。 発作が消えてくれば量を減らして適正量を探すようにします。量が多い場合は体重が増えますので定期的にチェックして下さい、ステロイドの作用や食事の状況などで体重の変化の要因は一様ではありませんので、情報を集めて総合的にご判断ください。 フラクトースは1日 マドラースプーン大盛で6杯を与えてください。定期的に分けるとエネルギー供給にいいと考えています。 液体 は1日3cc与えてください。 水の代わりに利用するといいと思います。 油は 1cc与えてください 感じたこと お話をしたことと同じですが、脂肪とタンパク質の蓄積は十分あると思います。しかし、 それらをエネルギーに使えていないので動きが悪くなっていると感じています。そのため脂質・タンパク質からエネルギーを作り出すようにしたいのですが、その前に発作を起こさないようにフラクトース(果糖)を使ってエネルギー不足にならないように整えようとします。通常のインスリノーマの子は脂肪とタンパク質をもっと使いますが、体への蓄積があるのでそこは少なめにしています。 インスリノーマでタンパク質をエネルギーにする場合、毛の艶が悪くなりゴワゴワして、血液データーで総蛋白が6よりも下がっていきますが、7.4(単位)と高いのはタンパク質をエネルギーに使っていないためと考えます。 エネルギーの取り出し ① タンパク質などからブドウ糖を作り出すのは糖新生と言います。これはエネルギー不足(低血糖)などで血糖を補うために発生する作用です。 ② 脂質からエネルギーを作り出すには、一定の細胞の飢餓状態を作ります。脂肪酸からケトン体を作りエネルギーにします。 この2つを作り出すには条件が必要ですが、現状それができていないので発作を繰り返しているように感じました。フェレットにはエネルギーのサイクルがあるのですが、それがうまく行っていないと思います。そこで、糖新生と、ケトン体生産の間にフラクトースのエネルギーでつないで、リズムよくエネルギーを作れるように設計しています。 難しいですがこのエネルギーについて理解できれば、穏やかに3年越えて過ごせるかと思います。8歳超え位はまず行きたいと思います。そのためにはエネルギーを上手に作れる体を作っていきます。 それができれば長い事「この子はインスリノーマなのだろうか」という生活ができるようになり、生命力が尽きるころには発作を止められなくなりますが、それはその子の限界まで生きられたということだと私は思っています。 一応副腎疾患からの前立腺トラブルを予防するために配合をしておきます。副腎(性ホルモン生成過多)が起こると性ホルモンにより栄養消費が増え、体温上昇が起こりインスリノーマに影響を与えます。 発作の状況 発作には脳の発作とエネルギー不足の発作があります。情報を良く理解してどういう系統がどういう風に起こるのか理解すると、起きた後に繰り返さないでいられると思います。 発作を起こさなく管理をすることは私の経験で考えると直感的にできると思います。それほど難しくは思っていません。何回か調整を加えてインスリノーマを治すわけではないですが、発作を起こさない穏やかな生活を目標にしてください。 2021/06/16 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.06.20 02:18:44
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