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カテゴリ:フェレットの健康
リンパ腫の対応は速やかに慎重に
リンパ腫は短時間で進行して高い致死性を持っています。 人間では治ることが多くありますが、 リンパ腫で死亡した著名人が新聞でよく出ている病気です。 リンパ腫となったときには、速やかに判断をして行動を迫られますので 事前に情報を得て選択をするといいと思います。 私の場合は個人的には抗がん剤は使いません。 理由はめったに緩解(治る)状態にならないからです。 抗がん剤で助かったことを直接見たことがありません。 25年やっていて一度も直接関係を持っている人ではいません。 ネット上で数例緩解(治った)という投稿を見かけたことはあります。 個人的には獣医学の発展でそのうち治る種類の病気になるのを待っていますので どういう治療をして、どうなったのかを観察して、 良い兆しが生まれるのを待っていますが、いまだありません。 積極的治療に獣医さんと歩むのもいいと思いますが、 先に獣医さんにフェレットのリンパ腫を緩解させたことはあるのか 尋ねてみるといいと思います。いるのかな?と思います。 その場においては治療を進めてどうなるのかよく話し合ってください。 実際獣医さんと話をしてそのまま治療をする選択になるのも多いでしょうし 治療をしない選択をする方が飼い主として辛い気持ちにもなるでしょう。 難しい選択なのでリンパ腫についてはよく考えておいてください。 調べて検討して、私の個人的判断は上記の通りです。抗がん剤はしないです まず、進行が速いので速やかに抗がん剤を始めるのはいいと思います。 同時に生検などをして確定診断をしてみてください。 それでリンパ腫でなければ抗がん剤はやめればいいし、 治療は続ければいいです。確定するまで待つのは時間がもったいないので そういう選択も私はしませんがありだと思います。 私が知っているリンパ腫の抗がん剤利用の事例は3か月くらいを中心にみんな亡くなっています。 中には1週間で死亡した子も多くいますし、その中には抗がん剤での落命も いるでしょう。 長く行っている子もいますが、緩解した直接の事例は知りません。 生検をするのですがそこでリンパ腫ではなかった事例は結構あります。 直接のお客様で半分くらいの肌感覚です。 仮に1/3でリンパ腫ではなかった場合でも 抗がん剤を使い続けるのは毒でしかありません。 この子はリンパ腫だろうと獣医さんは言いますが 生検をしないで抗がん剤の治療を始める獣医師もいます。 そこは慎重に確定検査を同時にお願いしてみるのが必須だと思います ポイントになる検査はしておいた方がいいです。 個人的には昔獣医さんがアンゴラフェレットの肛門腺の手術をお願いした時に 血液検査で止血能力の有無をしなかったので、 血が止まらずに死んでしまった事例があります。 肛門腺があったところで、死ぬことないのに 私が業者だから治療費を安くしようと おそらく大丈夫だろうという判断での結果です。 手術費用を安価にとかは伝えていませんし 病院で治療費について何も言ったことはないのですが 忖度していただいた結果、死ななくていい子が死にました かなしかったなー アンゴラフェレットは多分3社目くらいで日本に輸入しました。 最初何処かの会社が輸入をして、 私にアメリカの業者からどういうルートでいれているのか調べてくれというので 調べて伝えて、たくさん輸入するルートが出来ました。 初期には北欧のファームが手術が下手糞で問題があったので いったんアメリカに入れてから手術をして、日本に来るルートが生まれました。 私は動物の流通にさほど興味はなかったので そういう事業者が販売をして広げていました。 私は苗字がナガイケなので、「長い毛」の一族として 大切に流通させようかなーと思っていたのですが、 顎の不正咬合などいろいろ問題があったので流通をやめました。 未手術のアンゴラ♀を3頭ほど内緒で輸入ができたのは そういうルート上にいたためでした。 アンゴラの価格はFOBで350ドルくらいでした。 やっぱり不健康な子を繁殖させることに加担するのは嫌でしたね。 多分ハンゴラは一番最初にうちに来ています。 リンパ腫の話から見切り発車の治療の話から アンゴラの話にずれていってしまいましたね。 また時間があるときに続きを書きます。 せっかく書いたのでアンゴラの話も消さずに残します お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.07.05 12:24:49
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