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カテゴリ:フェレットの健康
「22」でリンパ腫の話から見込み治療の話をして
アンゴラフェレットにずれていったのでその続きを 過去、「リンパ腫です」と獣医さんに言われてから 私は確かにリンパ腫なのか確認をしてもらうといいですよと伝えます。 確定診断でリンパ腫の場合もありますが 半分くらいの肌感覚でリンパ腫ではなかった場合があります。 獣医さんはリンパ腫であろうとあたりを付けてみますが 確認をすると違ったという事例。 聞いてみると確定診断をせずに抗がん剤をする人もいます。 私はいろんな事例を知っていて 将来的にリンパ腫が治る(緩解)病気になればと思っていますが 現実はできていないと受け止めていまして、 かなりリンパ腫については慎重に行動をします。 こんな事例があります 四国のお客様がリンパ腫と診断を受けて 抗がん剤をしようとなったときに私はお話をしました。 いろんな事例をお話をしました。飼い主さんに考える材料として その方は抗がん剤をせずにそのままの推移をみて 命が枯れるのを受け入れようとしました。 その後2年・・・亡くなる時に大阪のフェレットで有名な病院に通院しました。 そうしたら「この子はリンパ腫ではありません」と言われたそうな。 飼い主さんは、当時抗がん剤を使っていたと思うと「ゾっ」とする とおっしゃっていました。 本当は、最初に確定診断を受ければよかったのですが 確定しても抗がん剤をしないというその時の判断をしていたので 確定診断は選択しなかった事例です。 関西のお客様は 最初の子がリンパ腫だと言われたときに、私に話が来る前に抗がん剤を打っていて そのあとすぐにお話をして、抗がん剤の害やリンパ腫の話をしていると 一週間後に亡くなりました。 次にリンパ腫だと診断されたときには 抗がん剤で苦しんで死なすくらいなら そのまま穏やかに暮らさせようと選択をしたところ 3年生きました。でもこの子はリンパ腫だったので ヨボヨボになりながら、この子なりに幸せそうに過ごしていたとお話を聞いています。 確定診断をしても実はそうではなかったという人が半分 これは検査もしない人も多くいますし、実際はわかりませんが リンパ腫で抗がん剤をするにしても、確定診断は お金がかかるかもしれませんがしていた方がいいと思います。 リンパ腫でなくて抗がん剤をやっていると毒でしかありません 人間でも抗がん剤の治療が苦しくて 死でもいいから抗がん剤をやめたいという人がいます。 フェレットはどうなんですかね。 抗がん剤は、リンパ腫でその場合何を使うかは別にして 癌が小さくなれば抗がん剤として扱われ、 副作用は当然あるものとして使います。 ガン細胞が小さくなれば 命は失われてもそれは構わない。 抗がん剤というのはそういう薬 という本を読んだことがあります。 リンパ腫で抗がん剤が私が嫌なのは、 フェレット本人がかわいそうだと客観的に見ていて思ったからです。 リンパ腫で苦しいのか、抗がん剤で苦しいのかわからない時間を過ごし、 飼い主さんは抗がん剤をするのが命が助かる道だと思って 懸命に通院をして、精力的に看病をするのはいいのですが なかなか緩解になる子はいないんで、苦しいだけなんですね 一時的に状態が良くなる期間ができるので その期間を作って状況を受け入れるのもいいと思います。 でも、抗がん剤に一縷の望みを託して、 まだ投与できる、まだやれると積極的に行う人がいるんです。 飼い主さんとしての、人としての気持ちはわかるのですが ある程度のことで状況を受け入れるのも大切ではないかと思うのです。 こういうことは何度か記していますが、 反感を買う内容で書くのも嫌なのですが フェレットを守るには嫌われても伝えたほうがいいと思っています。 フェレット本人は、治療のための通院というのは認識できていなくて 知らない、いつもいきなりいじくりまわして 口を無理やり開けたり、針を刺す痛いことをする場所と いう認識を持つ子がいます。 それは、病院に行くと、もっと敏感な子は病院の駐車場に着くと 恐怖でお漏らしをする子がいるのでわかります。 待合室で病院独特の雰囲気・ニオイに恐怖を感じる子もいます。 もちろん病院が好きな子もいます。 リンパ腫で緩解まで行く子は稀です。 というか、直接は見たことないです。 1年持つのかな? 1年抗がん剤で持った子がいないことはないのですが もしかしたら確定検査をしたらリンパ腫ではないかもしれません。 リンパ腫ではなくて、抗がん剤を使っていて 過ごしているパターンもないこともないと思いますので 確定検査はしていた方がいいと思うのですね。 一番最初にリンパ腫の話を聞いたのは1998年くらいで 友達の家庭で起こりました。そして2匹と暮らしていて 2匹ともリンパ腫になりました。 治療の経緯をつぶさに聴いていましたが それ以降20年でお話を聞いてきた内容と 当初からの大差はありませんでした。 いつか獣医医療の発展があればと思っています。 でも現実はそんなにうまく行きません。 人間でリンパ腫はうまく行く病気になってきているので そろそろ何とかなるかとも思っていますがうまく行きません。 私はインスリノーマやいくつかのフェレットの健康を管理できるので そういう問題をうまくできない獣医師の現状を見ると 獣医師を信頼しても仕方がないと、申し訳ないですが思っています。 私の手法は秘密ではなくある程度公開もしていますし 資料を渡してもいますが理解できず、 活用もしない獣医師が大半なのが現実で より難し病気のリンパ腫を期待するだけ 申し訳ないですが、無駄だと思っています。 それでも動向を観察していますが 私の目では今のところうまく行くとは見えていません。 いきなり「リンパ腫です」と言われたときに 予備知識がない状態だとそのまま抗がん剤の選択に流れていくと思います。 ですから、今リンパ腫でない場合に良く調査をして 考えてみてください。 抗がん剤をやってもいいですが ある程度のところで、投薬をやめて苦しみを増やすのをやめてほしいというのは 私の願いです。 リンパ腫に限らず積極的に治療をして 入院をして処置をお願いすることもあるでしょう。 でも、いざ亡くなる前には飼い主さんがいる環境で 送ってほしいという願いがあります。 いつものおうちではない いつも自分を愛してくれる家族がいない いつものおもちゃ、自分の食器などがなく どこにいるのか理解できない場所で 一人逝かすのは私は悲しいです。 昔、小学校の間一緒に暮らしていた アフガンハンドちう大きな犬がいました。 小学生6年生のころ、口に癌ができて亡くなることになりました。 アフガンハンドは非常に大きな犬で、 当時の私よりも全長は大きかったかもしれません。 最後亡くなる瞬間、いつも横たわっていた状態から 隣の部屋の私たちに向かって、首を上げ母に、 「さよなら」を言うようにして、バタンと亡くなっていきました。 それまで乳酸菌飲料の「ローリー」というのを好んでいたので 頻繁に買いに出かけて飲ませていたものでした。 彼女はローリーを飲むのを喜んでいたと思います 動物病院に入院させて亡くなるよりは何倍も良かったという想いを持ちました。 ある時セキセイインコを遊びに来ていた叔父が 何かの拍子で踏んでしまったんですね。 私はいませんでしたけど、 何をしたのかよく覚えてはいないのですが そのあとのことが衝撃的で話を覚えています。 母が大切にしていたので隣の部屋にいた母に向かって ギャーって叫びながら駆け寄って来て、 手の中でパタンと亡くなったんです。 踏んでしまう事故も良くないのですが 鳥が大切に接してくれる母に助けを求めて寄ってくる感覚があるんです 驚きました。 フェレットも人間を本当に家族として感じてくれますでしょ。 だから一人で逝くのは絶対にさみしいんだと思います。 家族が近くにいる方が安心していけると思います どうしても生き物ですから終わりはあります。 ずっと一緒にいたいからと言って 治療も、入院も大切だとは思います。 でも、ある程度にしておかないと 本人は苦しい気持ちをたくさん持っていかねばなりません。 薬とか治療とかのいいメリットに認識は 本人は持てないでしょう。 それよりも大切にしてくれる家族が近くにいたほうが 私は何倍もいいと思うのですね。 そんなことはない、どんどん治療をした方がいいという考えの 人がいるのもわかります。 でもね、その治療行為は本人にとっては苦しいだけかもしれませんよ。 手術をするのも大切かもしれませんが 自分が麻酔を打たれて、おなかをあけられて、 縫われて、麻酔が覚めて痛くて、苦しい思いをするのは 理解できると思いますか? しなければならない手術はありますが 年齢が行って、その手術でどうなるのかと判断するのも大切です。 時にその医療行為は飼い主さんがしたいから 飼い主さんの心の問題でやっていることを見かけます。 それってエゴではないかという事例です たくさんの事例を知ってきているので 私は飼い主としてのエゴにならずに その子の命の歩みをよりよいものに 考えてほしいと思います。 少なくともリンパ腫はどんどん抗がん剤をやって 死ぬまでやるのは私は違うと思います。 そういう意味で、リンパ腫でないときに考えていてほしい命の問題です。 たまには書いておきます 抗がん剤を使うのも、それはそれ でも、その子のイタチ生をよりよいものにするには これはこれ やっぱり、飼い主さんのエゴで苦しめるのは違うと思います お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.07.07 22:25:52
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