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カテゴリ:フェレットの健康
結局、長夏という期間の話は
季節代わりの栄養需要の変化にご注意くださいっていう 注意喚起であって、やることはその子その子で違ってきます。 長夏だからこうしたらいいよー。 春だから、夏だからという意見は 大雑把な傾向では言えても 実際の選択は個別事案になるので抽象的なことしか言えないのが事実です。 この長夏・・・ススキ梅雨がどういうことなのか 一年でどういうことなのかと言うと、 発熱の要件が増えるということなのですね。 これは、冬から夏の関係と比べて負担が大きいのです。 こうしたことは生理的仕組みをその通りに説明するのが 私は一番理解は楽だと思うのですが、 小難しいことを理解できない人が多くいることを 「バカの壁」というお話で知りました。 論理的に考えられるのが得意ではない人。という理解でいいと思いますが、 そのため例えばという話をするのがいいのでしょうけど 適切なたとえ話って大変なんですよね。 書いたところで「わかんねーよ」とか 「説明が下手」とか言われることがありますが、 それって、代金を戴いて説明をしている先生ではないので 各自が努力して調べて理解して 自分で情報を探しに行けばいいのですが 他人に期待して、教えてくれるのが当然だと思ったり、 丁寧に教えてくれないとスネる人もいるのですが 世の中そんなに優しくないし、 各々は命の責任者なのでそんな甘えた考えを捨てないといけないんではないですか? って伝えたい人もいます。 なんか、話をしていると同年代は受けた教育が似ているので 話が楽に進むのですが、時折教育の弊害を感じます。 ともかく、各々命の責任者なので、 それ相応の行動をお勧めします。 わからないことは、このところがわからないのですが 教えていただけますか?とわかる人に尋ねるのがいいと思います。 ということで、この長夏の問題点を例えてみましょう。 私は大学時代は東京の東名用賀インターの近所に住んでいました。 静岡の私は東京23区は関東平野で真っ平かと思ていたのですね。 銀座とか浅草とかの埋め立てでできた地域は真っ平なのですが、 平野とはいっても凹凸は結構あって驚きました。 特に用賀は西に少し(1kmほど)移動をすると玉川があり、 40mほど急に落ちる河岸段丘になっています。 国分寺崖線の一部と知ったのはごく最近です 結構、原付で習い事で中野や足立区に動いていたので 足立区は電車かな? バイトが車で漫画の原稿を運んでいたので 中心部を良く走っていたのですが、 言いたいのは起伏が多い町なんだなーってことです。 静岡なんて、小さいですがずーっとタイラで 山もありますが、山と平野部は全く別物と捉えていますが 東京は起伏のあるのが一つの大きな町になっていました。 この起伏を進む自転車を想像してみてください。 自転車はある程度の速度がなければ倒れてしまいます。 ですから自分で漕がないといけません。 この漕ぐ労力を、自分で体温を作るための燃焼と重ねて考えてください。 自転車の速度をこの場合、恒温動物の体温維持のために10km/hとしてみましょう。 平地で10km/hの速度を維持するための労力が基本です。 ちなみに人の歩く速度が4km/hです。 では、下り坂になるとどうでしょう その傾斜によりますが、平地で漕ぐよりも楽になりますね。 これが春先に暖かくなるという環境と同じです。 恒温動物なので、37度程度の温度を作らねばなりませんが それまで4度の冬の気温から、10度になればその差が少なくなります。 自分で発熱をする温度が少なくて済みます。 これは坂道に差し掛かり、自分で漕がなくていい、楽できる感覚と似ています。 地面の傾斜が大きくなれば、余計に楽できますね。 これは夏に近づきドンドン暖かく、暑くなっていくのと似ています。 そう、暖かい時は体は発熱量が少なくて済むので楽できます。 そこから肌寒くなる長夏の時期は、体温と気温(体感温度)に差が開いてくるので 自己発熱量が増えていきます。 これは下り坂が終わり、上り坂にかかる状況です。 それまで楽をしていた状態から負荷がかかります。 仮に下り坂から平地になると、最初の自分で10km/hを作る労力で済みますが 上り坂がきつくなると、労力が増えるのは理解できますか? 平地で15km/h進む労力をかけて、やっと10km/hになることもあるでしょう。 上り坂になる時には、自転車のギアを変更したり、 立ち漕ぎをして推進力を作ろうとするでしょう。 でも、それまで坂道で楽をしていると、 上り坂に対応できないこともあるかもしれません。 長夏というのは、体感温度が下がるので自己発熱量が増えていきます これについて行ければいいのですが、いけないと不調を起こします。 ついていく場合は、食欲が増えたり見た目で変化が見られます。 このように通年の発熱量として、夏までは楽をしていたのが ここから自分で発熱を増やさねばならなくなる大きな変わり目なのですね。 それがこの時期の体調を崩す大きな要因ですので 崩さないようにケアをしましょう。 わからない場合は有償ではありますが 個別健康相談でお受けしますが、 周りの先輩飼い主様に相談をしてみるのも一つかもしれません。 そういう大切な時期です。 長夏という概念の資料を書き上げました。200円です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.09.05 22:08:28
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