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カテゴリ:フェレットの健康
血液データーは頻繁にメールで送られてきます。
ただの数字ではあるのですが、読み方があります。 先日、継続のあるお客様にデーターを解説しようと 動画で撮影していたら、早口で話をしても10分要しました。 結論としたらいい感じですね。 なのですが、どうしていい感じなのかを説明するのに10分要しました。 不安要素がないわけでもなく、 ただ、その数値はこういう理由でなっていて その健康上の推移は数字の波に出ていますねと言う感じです。 10分の話を手短にもできませんし 10分で済んだのは、この方に予備知識があるのを承知でお話をしているので 予備知識がない人にはもっとかみ砕かないといけないので 説明時間は長くなるでしょう。 ただ、平均値に収まっているので良いですねではなく どうしてその数値なのか、単発の数字では理解できないのですが 1年にわたって毎月行った検査でわかることがあります。 平均値から出ている数値もありますけど 理由を説明したわけです。 こう、抽象的なお話で分からない話であるのは 書きながら理解しています。つかみどころがないですね。 さっきもオーダーメイドの配合をしていましたが、 状況を伺って前回の配合に変化を加えるなど考えますが 栄養の必要量に合わせて、多すぎるものは減らして 少ないものは増やすという調整を加えます。 血液データーですべてわかるわけではないのですが わかるものがあります。 パット数値を見せられても判断はできません。 それを読み込んで理解していくのですね。 平均値に入っているのでOKとか 平均値から出ているねーと確認だけではなくて バランスと動きを見ます。 頻繁に言われるのは、「獣医さんはそんなに説明をしてくれない」というモノ どうなんでしょう。検査はするけど、読めているのでしょうか? 読めているのが当然と思いたいのですが 平均値の範囲内かどうかの確認で終わっていませんか? どう読むのかの説明は難しいので データを読んだのを聴いていただくのが早いかもしれません。 私の手法は動物実験のデーターの読み方が強くて 人間の読み方とは違います。 それはフェレットの状態は実験動物の状態に 人間よりも近いためです。 血液データーは食べ物で大きく動きます。 動くには良い悪いの評価は関係なく理由があります。 その理由を読んでおくんですね。 相談を受けるときに数か月前からの情報を 初めてのお客様が相談されるのですが 数か月前から栄養不足が数字に出ていたり、 管理すべきなことをしていないのが多くて 私がやっているのは、やるべきことをしている調整です。 抽象的で申し訳ないのですけど 獣医さんそれを診ていますか?て疑問に思うことがしばしば。 この数値下がってきているから、少し上げないとねと言うのが 数か月前からあっても、平均値にハマっているから放置・・・ 何もしなくても戻る時もありますけど 戻らない時もあります。 血液データーをちゃんと見るといいです。 私が相談を受ける人で獣医さんで私が言うような指摘がされていますという人 中々いませんので。正しい正しくないはともかく 血液データーを読んだ情報は健康管理に重要ですので せっかく検査費用を支出しているので その意味の理解してください お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.01.13 02:03:37
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