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いたち(医達)塾。ナルヘソサプリ 栄養管理で健康を保つ

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2023.01.26
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カテゴリ:フェレットの健康
とある方の体重変化の推移が送られてきましたので
皆さんに有益な情報になると思いますから無断で掲載します。

 無断ですみません。






 オーダーメイドで3カ月ごとに調合をしている人が何人もいまして
そのうちのおひとりです。前回のご注文時に体重が下がって来てねと言う
話が合って調整をしました。3鼬みんな増加していますね。


 「体重が下がってきましたので、
ちょっと脂肪を付けたいです」


 そんな言葉があれば調整はできるのです。



 なんで体重が下がっているのかはこの方は理解できていなくて
そこが知識の壁になっています。

 つまり、前々回の調合は夏にやっていて、
秋口にカロリーが足らないので身を削って。。。痩せていったということです。


 本来はドライフードで栄養補給できていればいいのですけど
秋口にカロリーが足らなくなったのでしょう。

 本当は必要なカロリーの分、食事量が増えてフェレットが自己管理
できればいいのですけど、そんなにうまいことが行きません。


 私も体重が減ってきたとか、体重の数値で脂肪の付き具合までは把握できませんので
そういう変化は飼養者の皆さんから情報を戴いて
栄養管理の調整になります。


 ドライフードだけで管理をしている人は
この事例以上に栄養が足らない状態を引き起こしがちです。

 タンパク質が足らなくて毛がパサパサしたり、
脂肪が足らなくて、エネルギーが足らなくて痩せたりと

 体を造る材料不足も起こります。


 その栄養需要は各家庭で大きく量が違います。




   各家庭で大きく栄養需要に差がある



 この一文で「そうだよなー」と思う人と
「なんだ?」と思う人と受け手の解釈がわかるでしょう。


 そうだよなーと漠然とわからない人は
知識が足らないので学びましょう。



 LINEのオープンチャットは無料で情報を得あれる一つの手段ですし
私の著書も読んでみてください。


 要するにこの子の栄養需要のカロリー量を下回っていたので
ちょっとカロリーを増やしたらこうして上昇したわけです。


 設計する段階で痩せないようにしてよ。。。という要望もあるかもしれませんけど
そこまではできません。多少の需要との差は起きるのは予期しています。


 カロリーで言うと多すぎると太り、少ないと痩せる


 血液データーでも栄養の過不足を読みながら調整をします。


 
 サプリメントの調合は増やすことはできても
減らすことはできないので大きく余裕のある多すぎる栄養補給はしないようにしています。
そのためその子の需要に足らなくなるとちょっとした変化が見えます。

 この体重の低下はそういうカロリー不足の理解で良いのです。

 そして3か月経過して増えていますので、秋口と夏の配合での栄養補給の差。
ドライフードを食べる量との間にこの子の栄養需要のちょうどいいポイントがあり、
少ない状態から増やしたことを示しているのですね。

 この配合がこの子の必要量の境界を触っているということです。


 こういうのを繰り返してフェレットの栄養需要量の把握に使っています。


 数値のみではわからない所を、素材を使ってアクセスしています。


 これがどういう事かと言うと、人間でも栄養学で数値で完璧に
健康状態を管理できるわけではありません。

 素材に含まれて数値で出ているビタミンやミネラルは100%利用できるわけではなくて
それぞれに70%、20%が利用できるという比率があります。


 人間でも〇mgの栄養素を摂取すればいいのではなくて
そういう数値は目安でしかありません。


 そもそも炭水化物の摂取量も未だにわかっていません。


 そいう時に犬猫でも数値で追い切れず
フェレットでどれくらいの量なのかはわからないのが正解なんです。


 人間に食べて利用できる栄養量も
腸の短い、消化時間の短いフェレットは人間よりも
随分少ない栄養しか利用できません。


 これは人間でも白人と日本人との差で起こる現象です。

 日本人は胴長短足と表現されるような
腸が長い体系と、白人は肉食で、腸を短くすることで
肉の腐敗のダメージを減らすべくなのか体系にも表れてきます。


 こういう腸の長さの問題は消化の比率に大きく影響を与えて
日本人と一般に西洋人が同じだけの食事をすると
日本人の方が吸収率がいいのです。


 これは一般的なお話なので、もちろん例外も多いのですが


 ともかく、人間に、犬に、猫に有効な栄養素材が
フェレットには無効なのは充分吸収できない為でもあります。


 そこでフェレットに有効な栄養素材を探ることを1998年から続けています。


 こうして私は「フェレットにノックする」という表現をしますが

 ドアをノックして入っていますか?という確認を
栄養素材を使いながら繰り返しています。


  使ている栄養素材は分析表のあるものを利用はしていますが
数値が同じであっても結果が違うのはこういう利用率が原因になります。



 サプリというのはその子が足らない成分を補給するアイテムで
その成分は栄養素と栄養素以外の成分があります。

 タウリンは栄養素以外の成分です。
GABAも栄養素ではありません。

 栄養素とは体を造る成分で限定されています。
ただ、栄養素と定められている成分だけで生きられるか
それ以外の成分は無駄なのか?という疑問があるのなら
それは栄養素と定められているだけで、それ以外の成分も
健やかに過ごすには大切です。

 それに今「栄養素」と言っているのは人間の区分での栄養素で
人間でも幼児はこの成分がないと生きられないので栄養素ではあるけど
大人になると不要なので厳密には栄養素ではないという成分もあります。


 同様に人間では栄養素ではないが、
タウリンはないと猫が死んでしまうので栄養素となっているという

 種族ごとに栄養素の区分は違います。


 で、フェレットはどうなのかと言うと厳密にはよくわかりません。
だからこそ私は手段を作って行っていきました。


 動画チャットで血液データーの話をしていますが
タンパク質を同量摂取しても数値、数値の変化は違いますし
少量しかサプリで追加補給していなくても
数値が違って出てくるのは
その子の状態を良い悪いは関係なく現れてくることを示していて
その部分をどのように理解するのかがフェレットの
栄養需要を探るポイントとしています。


 今回の体重の変化はそうしたカロリー面で
ドライフードだけでは他なかったことと、ちょっとの追加で変化したことは
その補給の数値に意味を示すことになります。


 つまり、皆さんの子がもう少し脂肪を付けたい
痩せさせたい、毛ブキを良くしたいという要望があれば
そういう結果に繋げる調整をすれば可能であると知って欲しいですし


 この子は食べているのに細いとか、
毛がパサパサしているのは仕方がないこういう子だと受け入れてしまっているのは
実は栄養補給がその子の需要に合っていないという意味と理解して欲しい





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最終更新日  2023.01.27 10:00:52
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