農耕民俗と狩猟民族
【農耕民俗】限られた土地の中で田畑を耕し実った食料を皆で分け合って生活する。組織の協調関係が優先され競争概念は殆ど存在しない。皆が仲良く生活できる事を最優先とする。生活が安定している内は向上心は乏しく戦略的な発想は芽生えない。日本的・古典的経営概念。【狩猟民族】常に争い合って狩りをすること即ち獲物を捕らえることで生活の基盤とする民族。他の集落よりも沢山の獲物を獲得する必要があり常に競争概念が働く。その為には戦略的発想がかかせない。どうやったら獲物を沢山とれるか、他に集落に負けずに収穫ができるか。戦略・戦術・組織内の競争が常に優先され、多との協調は二の次。弱い者は淘汰(死が待っている)される。欧米的・近代的経営概念狩猟民族の行き着く先は同じ集落内での獲物獲得争いまでに発展する。常に勝つことを考えなければ生きていけない。我々IT業界も殆ど狩猟民族に淘汰される筈、限られたパイでは将来がない。したがって同じ組織の中でも場合によっては争う必要が出てくる筈。ここがIT業界戦略のポイントであることは間違いない。