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カテゴリ:梅田和紙
売り上げが落ち込んだ時は、従業員が朝 工場に出社すると「今日 何をしよう」だった。
今では「はい さっさと取りかかるよ」である。 それでも社長の口からは、「伝統工芸品や。国指定の滅び行く産業や」という言葉が出ていた。 しかし 工場では変化が起きていた。 紙漉きをしている若い女性が結婚することになった。その娘が自分で漉いた和紙で結婚式の「白打掛」を作ったのである。一世一代の自分の結婚式の晴れ姿。そんな事に「滅び行く産業」を身にまとうだろうか?少なくとも彼女にとっては「誇れる産業」に変わっていたのである。 その後 梅田和紙さんの手漉き和紙は10%の向上を遂げたのは言うまでもない。・・・・・つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.07.09 07:18:14
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