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[前回の続き] 下塗りに入る前に、マスキングを施します。 これは苔を表現する為に、乾漆粉を使いますが、 影もしくは苔の無い部分には、粉を蒔きたくありませんので、 下塗りを施さない部分と、上下面との境の部分をマスキングします。 乾漆粉は、石目仕上げ等と同じように、粉を蒔いた後、 何色かの色漆を、塗った後研ぎ出しその模様を苔に見立てます。 又、乾漆粉の色もその模様の一つとする為、乾漆粉も三色ほど使いました。 さて、ここから色漆を、塗り重ねますが自然物を表現する為、 苔の部分を緑、暗部を黒を中心に、 境はぼやかし微妙に色を変えて塗り重ねて行きます。 (よ~するに同じ色は作れないんやね・・・) 明るい部分はより明るく暗い部分は更に暗く 色々調合してみました。 側面が塗り終わった所で、 上面を木地呂漆で花塗り風に仕上げたいのですが、 技術的に無理なので、磨き仕上げで・・・ 木地呂漆を塗っては耐水ペーパーで研ぎ、塗っては研ぎ (1500番から2000番又はダイヤモンド砥石でも可) ヌリヌリ・・トギトギ・・・ 平滑面を作りますが、 この際、一つの層をを突き抜けると、その境が浮き出してきますので、 研ぎ過ぎに注意 同時に側面も研ぎ出しますが、 下塗りが出ない限り気に入るまで研ぎます。 上手く行った所で、磨いて艶出ししましょ ハイ 終わりました~~ (~って下面はどうした! 艶上げの解説はッ!) んぁぁぁ~下面は傷付くし見えないので、摺漆と言うことで、 艶上げは過去ログ参照ね。 ・・・写真撮ってません。(+o+)\ 実はもう一つ悪戯がしてあって、内側に青貝蒔いて水滴風に見せようかと思ったんだけど、全然上手くいかんかった。 と言うことで飾り付けてみました。 ゴミがちらかっとるやないか (あれは落ち葉 お・ち・ば) しかし、ど~でも良いけど最近サッムイな (冬ですからね) 漆が固まらん (ホンマやね・・・・・) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 19, 2005 10:42:11 PM
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