さっちゃんと９人家族

　　さて、子どもたちはすっかり海が気に入ってしまいました。
Mも海岸線に沿う地形、と海の色、空の広がりの美しさと絶え間なく動く波とその音、大好きな船の姿に心の中をほんわか膨らまし軽くしたようでした。

　予定では翌日はちょっと足を延ばして天橋立に行ってAやWに日本三景になっている景色を紹介しようと思っていたのだけれどそれは午後に回すことにした。

二日目の朝はペンションのおばちゃまが
「こんなにきれいに晴れ渡る日は1年に何日もないのよ～」
とおっしゃるほどの美しい真っ青な空が広がっていました。

　じゃぁ　午前中はまた泳ごうか？

そういうことになって張り切って浜へ・・・

昨日とはうって変わって本当に色彩がきれい。お日様の力ってすごいなぁ～～

そう、カンカン照りの日差しの中で日焼け止めをたっぷり身体につけ

ダッダッダッ・・・・バッシャ～～ン

子どもたちの細長い手足があっちこっちに向かって伸びやかに放たれる

気持ちいいんだね～～

広い広い　景色の中の　小さな人間の動きだけれど、この弾ける動きはとっても大切なんだ、子どもにとっても大人にとっても・・・

ありがとう、美しい1日を！

そうだった。ありがとう、といわなければならないのはお日様や自然だけではない。ペンションマリンハウスのおじさまとおばちゃまも、それはそれは心を尽くしてくださった。

　お料理大好きのおばちゃまの手料理の美味しさを筆頭に、あっちこっちに手作りのものをおかれお花を愛しておられるおばちゃまと、駅までの送迎や海の道具も花火の用意までもたくさんの心遣いをしてくださるおじさまとのパートナーシップは本当に素晴らしいものでした。

　　急なお客さまにも気持ちよく対応され、夜遅くまで明日の準備をなさっているお姿を拝見していると、まだまだ私の上手の方がいらっしゃることに感服、私にとってもこれからの目標を頂いたようで励みになります。

お二人ともフル回転のこの夏シーズン、たくさんの方々との出会いを楽しみながら、お疲れ出ぬよう乗り切ってください、と祈るような気持ちでペンションを後にしました。