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2009.09.15
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  昨晩、寝る前の一読でようやく「Armish Grace(アーミッシュの赦し)」亜紀書房を読み始めた。

以前この日記でも紹介したように2006年10月2日ニッケル・マインズにあるアーミッシュの学校で銃の乱射事件が起こり、人質になっていた女の子のうち5人が亡くなり5人が重傷をおいました。

アメリカの中で最も犯罪とは縁遠く、安全で牧歌的な場所で、しかもいつもの十月なら収穫の喜びと結婚式が毎週あっちこっちで行われ、希望と喜びに包まれている季節に、その事件は起こった。

全米も、世界中もこの痛ましい事件に驚愕し、はじめてアーミッシュという人々の暮らしや生き方に多くの人々の目が注がれた。

そんな中、以前からアーミッシュの研究をしていた3人の学者たちにもマスコミからの質問が殺到し、それを解決するために彼らは事件翌日に現地入りしました。そこで彼らが取材したこと、考察したこと、感じたことがこの本に書かれている。

寝る前に読むにはちょっときついなぁと思ったけれど、でも読みはじめて良かった。一つの安心を見つけて寝ることができたから・・・

それは何かとういうと、

事件直後から多くのスペシャリストたちがここに集まってきた。警察や消防、救急隊員はもちろん、グリーフカウンセラーも数時間後には現地に到着、他に精神衛生の専門家やボランティアの人々が続々と集まってきた。

そんな人とは今まで一度もお目にかかることもなかったアーミッシュの人々はそういう方々から心のこもったサポートを頂いた。

人だけではなく、惨事にあった人々に、悲しみ暮れる人々に、と全米から、そして世界のいろんなところからお手紙、カード、寄付金、プレゼントが続々と寄せられるようになった。その中には犯人(ロバーツ)のご家族への支援も含まれていた。

というくだりを読んだからです。

ロバーツは銃の乱射後、自らを撃って自殺しています。彼には妻があり3人の子どもがいました。しかもまだ3人とも小さく一番上の子どもは7歳?ぐらい。

アメリカは犯罪の多い国です。
制度が不十分であるからか、貧富の差があるから、人種差別があるから、教育が行き届いていないから・・・かもしれないです。

そして簡単に銃や手に入るからかもしれない。

ある日突然、何でもなかった普通の人が大きな事件を引き起こす、そんなことも人々はありうることだ、と理解しているのでしょうか!

残された犯人ロバーツの妻や子どもたち、親戚たちが今どんなところに追い込まれているのか、どんなに深い悲しみと口惜しさ、後悔にさいなまれているのかに心を向けて、彼らを助けようと実際に行動している人たちがいた。それはアーミッシュの人たちだけでなく、外の人々たぶんアメリカ人たちも・・・。

そんなことができる人もいるんだ。
アーミッシュの人々がすぐに犯人を赦した、ということが大きなテーマになっているこの本だけれど、犯人の家族のことを考えることができる人々が他にもちゃんといる。

それは私にとって一つの大きな驚き、そして安心して寝ることができる確かな材料となったのです。

 






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Last updated  2009.09.15 23:40:21
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