さっちゃんと９人家族

　　午前中、今度「森の音楽屋さん」で使う楽譜を準備しようと思って、Vｎで弾いてみたり、ピアノに触ったりして和音を確かめたりしていたら、ピンポ～～ンと小さなお客様が来て下さった。

さっきまで朝寝をしていたNちゃんです。この9月で1歳になったばかりの彼女、もちろん一人でやってきたりはしません。
彼女は私の楽譜作りのお手伝いをしようと来て下さったOさんについてきてくれたのです。

Oさんの3番目のお子さんであるNちゃんは、くりくりの二重の目を私の方に向けてはニ～～～とこれ以上の笑顔は表現できませんというぐらい豊かな表情を見せ・・・、

この1年間で学んできたことを次々と私に披露して、私は笑ってばかり・・・。もう、楽譜はどうでもよくなってしまった。

こういう子どもの魅力はそばに来てくれないと忘れてしまう。

まだ言葉の使えないNちゃんだけどその声の調子は、いかにもお話をしているかのようで、Nちゃんのお母さんはその声を漫画の吹き出しを読むかのように私に通訳して下さった。

言葉のないコミュニケーションがそばにいるから分かるようになる、てことをもう一度私に思い出させて下さる。

コミュニケーションは何においても分かること伝わることが大切。その方法にはいろんな方法があるでしょう。
それでも方法の前に、やっぱり分かりたい、分かろうという気持ちがあるからこそ、わずかな変化に気づいてメッセージを受け取ることができるんだね。

コミュニケーションは「愛」

　先日も大切な友人が、そばにいる方の聴力が落ちてきて聴こえ辛いらしく、みんなとの会話に入れないことが多くなってきて、とても心が痛む、とおっしゃった。

会話に入れることは愛の受渡しができること。
言葉でないコミュニケーションを私たちも大切にしたいね。

Nちゃん、Oさん、すてきなメッセージをありがとう！！