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テーマ:今日見つけた宝物(655)
カテゴリ:音楽&パフォーマンス
昨日の朝は日曜日だけれど、みんな教会には向かわず小さなAとWの支度を手伝った。 11時から幼稚園でバレエに興味を持つ人のためのクラス見学会のようなミニパフォーマンスを行うからでした。 小さいグループのお母さんたちはだいたい送り迎えなどで自分の子どもの踊る姿をちらっとでも目にしています。 小さなときは1年経ってようやく、あまりふらふらしなくなったなぁとか、足先が伸びてきたとか、姿勢がよくなったとかそういう違いを見い出して、その子の成長を思います。 まさしくA(7)もその通りで、初めて1年6か月、ようやく ところが大きい中学生たちのお父さんお母さんは違いました。 今回はクラス紹介プログラムということで特に衣装も着けず化粧もせず簡単な巻きスカートとレオタードだけで踊りました。 でもお姉さんたちの踊りはローザンヌバレエコンクールの課題になっているようなものばかりです。 中でもショパンのノクターンに先生が振り付けをされた「ショパンスタディ」は人の内面を踊りで表現する中学生にとってはまだまだ難しい踊り。 ご覧になった方は何人もの方が涙を流されていた。何より驚かれたのはその踊りを踊った子のご両親。 え!こっこれがうちの子どもなの? ただの中学生だと思っていたのに、ただの踊り好きの子どもだと思っていたのに、その子が人に感動を与えているって!! レッスンを始めて8年から10年、この年齢の子どもたちの1年は親の想像をはるかに凌いでいる。 こんなプライベートな小さな本番でも、観ていただく恥ずかしさやドキドキの緊張も生まれ抱えるようになり、それでも踊れ喜びを知っているからこそ踊る彼女たちです。 いよいよこの子どもたち、ダンサーの入り口に立ったなぁと思います。 ルグリを突き動かした踊る喜び、身近な子どもたちの中にもしっかり息づいています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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