さっちゃんと９人家族

　　明日病院のクリスマスコンサートが終われば、夜は2月のおやじの会の「楽器であそぼう」の選曲に友人の家に行くことになっています。

ピアノは奥さん、ご主人はVn。　なのでここ2年ご一緒にデュオの曲をさせてもらっています。

条件は2つ　
弾く私たちもそして聴くみんなも楽しめる曲
初見でほぼちゃんと弾ける曲。（でなければ2月に間に合いませんから・・・）

　昨日クァルテットの練習の時にVaさんとVcさんは30分早く来て下さいました。私も入れて三人は「メサイア」のメンバーでもあります。

それは「メサイア」の歌詞の意味を少しでもわかりたいと思って集まってくださったのです。
歌詞は全部聖書から取られた言葉ですが、なかなか分かりにくい。特に最初の方の旧約から抜粋されたと思われる言葉は、普通そのまま読んでも何のことかさっぱりわかりません。

それで一応カトリックの信者だということで、わたしといっしょに読んでみました。あまり勉強していない私ですが、それでも少しは役に立つみたいです。

あまり勉強していない？赤ちゃんの時から教会に通っているのに？
とあきれられるかもしれませんが、そういう小さなときから教会になじんでいる人の方が実は勉強していないんです。

なぜかというと、途中から信者になろうと思われる方はとにかく聖書を通して霊的な意味を知ろうと勉強されるからです。
そこでの納得が非常に重要。

でも私たちみたいな幼児洗礼の人間には信者を続けるにあたって勉強という形での納得は必要ないのです。　

だから今頃になって聖書を読んで楽しんでいるのです。2000年前に書かれたものなのにちゃんと今の私に響いてくる。そういうものに触れられて幸せ！！

 そうそう、「メサイア」でした。
VaさんもVcさんも自分の楽譜を見るだけじゃなくて少しでもこの曲を理解しようと歌詞に心を配って下さっている。音楽作りには欠かせない曲のキャラクタ―（性格）を知るためです。
指揮の先生は練習期間が短いので1曲ごとにその意味をくわしく説明することができないので、ほんの一言場面や様子を伝えて下さっています。それを個人個人で補おうとして下さっているお二人です。

なんて嬉しいことでしょう！

私の大きな励みになります。
きっとVaさんやVcさんだけじゃなくて、「メサイア」のメンバー21人、それぞれにいろんなこと心がけて下さっていると思う。

こんなメンバーと一緒にできることに感謝！！
是非良いコンサートにしたいなぁ～～