病院クリスマスコンサート無事終わりました。
今回のピアノ伴奏をして下さったのは、友人のKさん。彼女とは小学校の図書ボランティアやおやじの会、Besso、それにミニ真名でもご一緒して下さっている方です。
今日の病院は重度の心身障害の子どもたちも多く、病棟からコンサートのホールまで車いすやストレッチャーで駆けつけてくれるのです。
理事をなさっているシスターがKさんにごあいさつに来られました。
「今日は本当にわざわざ来て下さってありがとうございます。
このさっちゃんのことは赤ちゃんの時から良く知っているんだけれど、初めてここに来られて、患者さんたちに会われてちょっとびっくりされたんじゃないかしら?本当によく来て下さいましたね!!演奏もすてき、楽しかったです」
「ありがとうございます。ハイ、初めてですが、でも大丈夫です。・・・」
て笑顔でこたえて下さっていました。
実は子どもたち、とっても静かに聴いてくれたんです。事前に彼女には「あれこれ声が出たりするお客さんたちだから・・・」とお伝えしてたんですけれど・・・。
Kさんはいろんなボランティアをして下さるし、ピアノも上手に弾かれる。でも何より彼女のすてきなところは、世の中のことを澄んだ目でしっかり見るばかりでなく、そこからどうすればいいのだろうということを考えていかれるところです。さらにそれを実現しようとする意志もお持ちです。
重度の子どもたちのことだってちっとも違和感なく受け入れてくださることは言うまでもないことでした。
でもそのことに気遣いされるシスターも、長年この仕事に取り組んでこられた方だからこその思いやりが感じられます。
コンサートが無事終わったことも良かったけれど、この小さな会話が嬉しいでした。