今日の新年会は教会です!!
二十歳を迎えた方々への祝福、そして子どもたちの日曜学校の始業式も行いました。
私が教会に駆けつけるころ、駅伝チームの方が教会の門をくぐってこちらにおいでになり、
「毎年ちょっと荷物とかをおかせていただいているのですが・・・」
「はい、どうぞお使いください。」
そうそう、今日は全国女子駅伝もあります。
教会の新年会では、いろんな方とお話ししました。その中でも今日初めてお話しした方はスペインから来られた法律家、1年だけ京都の大学に来ておられるそうなんです。
「京都の生活はいかがですか?お忙しく思われませんか?」
「いや、僕自身は自分のペースで仕事をしているから全く大丈夫です。でも日本の人たちの生活は信じられません。
朝から夜11時頃まで仕事をする、ということが結構普通なんでしょう?そんなことでどうやって自分を保っているのか、想像もつかないです。
それに、土日も職場の仲間たちと飲みに行ったりされる。それも全く考えられないことです。土日こそ職場から離れ家族との時間を大切にする日なのに・・・」
彼の言葉にはいちいち、うんうんと思いました。
そう、この日本で崩してしまったのは、何といっても家族です。
二世代のただの親子ですら、一週間のうちにどれだけ同じ時間を共にすることができるでしょうか。別に何するってことでなくていい。
それでもほっこりみんなが家にいて、くつろいだ空気の中でそれぞれに急がされることなく、目標を与えられることもなく、マイペースで好きなことに興じる時間を持てているでしょうか!!
もっと練習、もっと勉強、もっと仕事~~。
勤勉さと優秀さが未来をバラ色にしてくれるような錯覚に陥って、みんながせっせと個人の能力に期待ばかりして、その個人を支える家族そのものを崩してしまいました。
このつけは痛いです。
我が家も、いえもう一度自分の毎日を検証しなければならないと思いました。
女子駅伝、行きが終われば帰りまで少しの待ち時間があります。休んでおられるチームの方に
「あ、よかったら中に入って温まって下さい。
新年会ももう終わりそうなんですが、良かったら飲み物とかおでんとかありますので・・・」
「ありがとうございます。いいですね~~、こうやってお集まりになることは、いつもなさっているのですか?」
「ハイ、皆で気兼ねなくお話できる機会は作らないと生まれませんから・・・」