さっちゃんと9人家族
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さっちゃん9
さっちゃんのブログへようこそ 夫と7人の子どもたちの物語です。
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いよいよ前日のリハーサルとなりました。 よりによって土曜午後の体育館のなんと寒いこと。もちろん空気を暖めてくれるものはどこにもなく、自分の吐く息がただただ白いだけ。 そんな中で午前中のうちにバンドのためのセッティングなどを頑張ってしてくださいました。 この2年ほど同じPTAのご夫妻とVn Duo+PianoやVn ソロなどをやっていますが、今年はこのグループに名前を付けてください、というご要望があってTさんご夫妻と考えてみました。 ちょっと夢のあるものがいいなぁ とか 色を感じさせる言葉がいいとか 感覚的にふわっとしたものや温かみのあるのがいい・・・ このキーワードを聞きながら私の頭の中には編み物を編んでいるときの感触が浮き上がってきました。 「ね、『ニッティング』て言葉どう?編み物とか編むことをさす言葉なんだけれど、いろんなメンバーが集まってきてアンサンブルするってとても編み物と似ているでしょう 一人ひとりの仕事が集まって一つの作品になっていくし・・・」 「じゃぁ~ そこに虹色とかカラフルとか付けてみましょうか」 すると電話の向こうからお譲ちゃんの声が聞こえてきました。 「七色がいい!」 「ええ、じゃぁ『なないろニッティング』にしましょう」 というわけで、わたしたちは音楽ユニット『なないろニッティング』という名前をもらって初めての仕事がこのリハーサル。 翌日日曜午前の本番ももっと寒いことでしょう。 用意をするために楽器ケースを開けるのも気が引けるほどの冷たい空気です。 なるべくぎりぎりまで楽器は取り出さずポケットの中にはホッカロンを入れて、マイクの調整のためにいざ出番のVn・・・ 弾く段になっても右手袋ははめたままで弾きました。 それは大正解です。手袋をはめなかった左手指先は一気に冷たくなり、同じように楽器も凍死するのではないかと思うぐらい凍りついてしまいました。弓も温度を失うと湿度の高さも相まってどんどん張りが弱まって、すぐにゴリゴリ木をこすってしまいます。 マイクや立つ位置を決めて一通りぱっと終わらしてリハは終わり。 後はまだ寒さのましな音楽室に移って最後の練習をさせてもらいました。
大丈夫、明日は寒さに負けないこと…それだけです。
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