さっちゃんと９人家族

　　1月24日の本番を皮切りに31日は子羊会、7日は楽器で遊ぼう、14日はWの版画作品展ということで、一か月いつもの教会に顔を出すことができませんでした。

久しぶりに下のAの温かい手と手をつなぎ、歩いて教会向かう途中

A「最近Kちゃんと教会で会わへんな～～。また一緒に魚のレストランに行きたいのに～～」
「ほんとやね、一回お約束していたのにね。お母さんお忙しいのかな？」

こっちもしばらく行けてないからなぁ～～入れ違いになっていたらごめんね、と心の中のつぶやきです。

Kちゃんは去年、Aと一緒に初聖体（はじめてご聖体・パンをいただく）に与った友人です。神父さまから一番前でごミサにあずかりなさい、といわれて、頑張って二人可愛く並んでお祈りをしました。

毎週のシスターのお勉強も一緒にして、ミサ後には元気に遊んでAの教会ライフをすっかり楽しいものにしてくれていたKちゃんです。
そしてある日、Kちゃんの大好きなレストランにいっしょに出かけたのです。
そこはバイキンクになっているところなんですが、レストランの中央に小さな本物のお舟があって、なぜかその中に水がはってあり、おつくりになるであろう魚たちが泳いでいます。

そこがKちゃんとの思い出の「魚のレストラン」
Aの心の中でKちゃんと「魚のレストラン」はしっかりつながっているのです。

ミサの前には委員会があって、その間Aはお庭で遊んでいてくれました。今日の朝は日差しが暖かく、コートもなしでいっぱい遊べます。ミサの時間になると信者さんが次々とおいでになって、みんながAに声をかけてくださっていたのでしょう。話し合い中の私のところには一度もやってきませんでした。

今日はToさんがいないのでAは一番後ろの聖歌隊の席にいる私の横にやってきました。
見ると一番前には子どもたちが・・・

あ、今年の初聖体を受けるこどもたち、さっそく準備を神父さまから仰せつかったのですね！この4人の子どもたちもきっと大の仲良しになるでしょう。

実は忙しくて教会に来ていない人も結構多いのです。でも子どもの初聖体とか勉強のためとかになれば、頑張って連れてきてくださるご両親やおばあちゃんたちもおられて、それをきっかけにまた毎週のように教会に来てくださることもあります。

ミサ後、大人たちが立ち話に花を咲かせているころ、Aは新しい子どもたちとすっかり仲良く遊んでいます。

Kちゃんもこの中に入っていてほしいなぁ～～

そう思いながら行きと同じようにAと手と手をつないで家路につきました。

 つづく