|
テーマ:今日見つけた宝物(655)
カテゴリ:出来事
昨日、クリストロア宣教修道会 ハイチ援助会から封書が届きました。それは前もって予想できていることでした。きっと会の方から献金に対する領収書が送られてくるだろうと思っていたからです。 開けてみると、領収書も入っていましたが、予想に反して手書きの便箋が一枚同封されていました。それはシスター須藤昭子さん本人からのお手紙でした。
シスター須藤昭子 短いけれども、シスター須藤の使命に突き動かされておられることがよくわかる文面です。伝え聞くだけではなく、本当に力になるためには、自分の目で確かめなければ・・・ 長年お暮しになったハイチの町々、全く景色の変わってしまった瓦礫の山に踏み入ること、悲しみにくれる希望のない彼らに遇うこと、多くの友人たちの安否を聞かされることは彼女にとっても、ほんとうに心穏やかではいられない。 文面を読ませていただきながら、あぁ何と私は浅はかな人間だ、と思いました。思いがけずたくさんのお金を送金することができて、本当によかった、と単純にお金を集めて送金したことにとても満足していたからです。私の心はそこで終ってしまっていました。 確かにお金も必要であることは間違いない。でも本当はお金だけあっても何にもならないのです。 シスターは送金して下さった方々、お一人お一人にきっと直筆でお手紙を書いておられる。毎日、何枚も・・・。 そしてお手紙にあったように、ご自分が現地に行って何ができるか、そのことが現地の人々にとって実りあるものになるように、この支援のお金がハイチの人々の毎日に生かされるものとなるように、みんなの笑顔と勇気、優しさに繋がるものとなるように、という心からの祈りこそが力になるのです、とはっきりと伝えてくださっている。 手書きの手紙を毎日書くこと、それこそがシスターの祈りそのものなのかもしれません。 お手紙の文面を読んで、しばらく動くことができませんでした。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|