ただそばにいてくださる神さまは、
それだけで私の心の凝りをそっとなぜて温めて下さって、自然と心はほぐれていくでしょう。
ほぐしてもらおうなどと思っていなくても、気がついたらそうなっている。
「どうか私の心の凝りをほぐしてください」と祈らなくても
「どうか私のそばにいてください」とだけ心にとめていれば良い。
人間の世界ならば
凝っていることに関心がいって、
この苦痛をどんなふうにしたら良くほぐすことできるだろうか、何の薬が良いだとか、こっちの方が値段が高いから効果がありそうだとか、
つい何か対処療法的発想や根拠になる理屈だけをを求めてしまいます。
この時の解決は私の苦痛が無くなること。
苦痛が無くなるまで、あれこれバタバタ、そしてますます心の不安は募ります。
でも神様の世界は違う。
たとえまだ苦痛の中にあったとしても、心の中がもっと平安でいられるように望むことができるからです。