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カテゴリ:教会にて
教会のミサの後、「DVDを見ながら勉強会をします。でも何のDVDかは見てのお楽しみ!!」との神父さまからお知らせがあり、久しぶりの教会の時間を楽しもうと、友人とのお話の時間を終えてから、勉強会の方にこっそり端っこから入りました。 現在イタリアの北部で羊の放牧をなさっている若者と父親のドキュメンタリーをしていました。聖書の中でもたびたびたとえ話に出てくる羊飼い。 今でも大自然の中で自然と調和しながら羊を養っていく羊飼いの姿は本来の人間の姿を見るような思いがします。しかも、羊が木の芽を食むことで、草原が保たれるという絶妙のバランス。 もうひとつはアメリカのお話し。若い10代から20代の青年受刑者たちの更生プログラムのお話です。 ドッグトレーニングプログラム(?)というのがあって、希望する受刑者たちが行うそうですが、A君の犬はこの子というふうに、一人1匹ずつの犬をおよそ3カ月かかってトレーニングします。 そのワンちゃんたち、実は路上に捨てられたり、虐待を受けていたり、ということでドッグセンターに保護された犬たちなのです。そのワンちゃんたちに愛情を注ぎトレーニングをして、犬を飼いたい、という方々にもらっていただく、そのトレーニングを青年受刑者たちがするのです。 番組では初めて自分の犬に出会い名づけるところから取材していますが、犬と長いこと暮らしたことのない青年も参加していました。 トレーナーの先生は青年たちに、犬には「よく声をかけほめてやりなさい」と指導しています もう一人の青年のワンちゃんは、よほどの虐待に遇っていたのでしょう。人を恐れ、つれてこられた時、いくら餌を前において呼びかけても、小さな犬のキャリーバッグから出てくることができませんでした。 最後にトレーニングを終えた犬たちは、希望者の中から最もこの犬にふさわしいだろうと思われるおうちの方々に貰われていきます。 トレーニングをした青年たちはワンちゃんたちとお別れし、また次のワンちゃんのトレーニングに励むのです。 どうして犬がいいのか、この番組を見てわかりました。
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