さっちゃんと９人家族

　　日付的には休み続きの中の学校（働き）日の今日明日です。

昨日までのオペラ練習の空気とはうって変わって、今日は小学校では今年度のPTA役員さんたちの集まりがありました。

いよいよ今年もPTA活動の幕開け。毎年のことながら、ここに漕ぎつけるのにも本部役員さんの選出を始め、結構時間と手間がかかっているのですが、いよいよ具体的な動きが始まりました。

私の担当は文化教養委員会なんですが、会長さんからの問いかけは
「文化教養委員会」とは何ぞや・・・？
から考えてほしいとのこと！！

へえ～　そこからやりますか？

それって存続の可否を問われているようなもの・・・！！
私たちだけに問いかけていてもいいことなのかしら・・・？

など　　は飛びますが、何でも根本を考えて動くということは確かに大事なことです。
どこの学校にもあるこの文教委員会。多くはイベント企画のおしごとです。

今、一歩外に出ればどこにでも興味の湧くような企画のものはいっぱいある。時間とお金さえあればいくらでも自分の勉強したいこと、体験したいことはできるというもの。そんな時代になった今、文教がやるべき仕事とは？何なんでしょう？

この学校のメンバーを中心に基本的にPTAのお金を使って行うこと、という条件の中で有意義な活動とはどうやって見出すことができるでしょう？

 今まで行ってきた多くの企画は参加者が集まらず、担当委員会、本部役員さんたちの数で何とか埋めているようなものもいっぱいあります。

もちろんそれは内容が悪いわけではないんです。行けばいっぱいいいものに出会え心や体もリフレッシュされたり新たな考えに出会えたり・・・

人が集まらない理由は単純に今のPTA会員さんたちが忙しいということにつきます。企画を夜に設定することもやはりまだできないのでしょう。
それに平日の夜に家を空けて楽しめる余力がみんなにあるでしょうか？
小学生やそれよりも小さなお子さんをお持ちの方々に「どうぞ、夜に・・・」というわけにもいかないのが現状でしょうね。

そんなことを考えれば、やる必要は低そうな気もしてきます。でもあるからこそ、知らない人同士一緒にフラワーアレンジメントしてみたり、おいしいコーヒーの入れ方を教えてもらって言葉を交わし、また学校で出会ったときに声を掛け合える関係のきっかけを企画ものが作ってくれているともいえます。

忙しくて集まる人が少ないけれど、だからこそ、そういう場が必要、とも言えそう・・・
さて、これからこの問いかけがどんなふうに発展していくのかが私は楽しみです。