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テーマ:今日見つけた宝物(655)
カテゴリ:友人
土曜の朝はもう一つのクァルテット「Il vent de estate」の練習。 私は弾くことで本当にベートーヴェンの音楽に触れることができる幸せをいただいているなぁと感謝の気持ちになりました。
さて、午後からは楽しみにしていた友人と会いました。2か月ほど前にToさんのところに 「5月の中旬に国際学会があるから京都に泊る。ぜひ会おう」 とメールを入れて下さったリックです。前に来て下さったときはまだ二男S(18)が小学生だったのではないかなぁ リックはドイツ系カナダ人で、Toさんと同じ研究室で仕事をしていた仲間です。 京都滞在4日間のうち、どこで会えるかは学会の発表スケジュールが分かってからなので土壇場でのセッティングになりました。 でも男の子二人A(26)とSそれに下の女の子W(12)とA(8)も一緒に食事をすることができました。 カナダでお会いしていた時はともに30代、これからどんな人生を歩んでいくのか分からないけれど、まだ若く与えられたものの中にいっぱい興味を広げ、探究心に支えられて仕事をし、エドモントンという土地での生活にもすっかり馴染んで楽しんでいました。 あれから何年経ったか?カナダを離れて16年、リックも今年8月に50代になるんだって!!久しぶりに見た彼の顔は本当に穏やかで素敵な笑顔だった。この16年という年月を彼がどんなふうに過ごし、何を考え、何を目指そうとしてきたかすぐにわかる。 誠実だった。 驕ることなく、卑屈になることなく、 自分を失わず 平和を愛しみんなと歩もうとしている。 彼の姿を見ていると、当たり前に繰り返されるこの毎日が、確かに人を作っているんだということをすごく感じるのでした。 「皆でカナダにおいで! 昨夜はどうやってカナダに行こうか!その作戦を練るのにジャンジャン頭が働いてちっとも寝られなかった。 ぜひ、行かなくっちゃ!! いや ぜひ、帰らなくっちゃ、カナダに!!
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